いつからだろうか、寝ること、特に昼間に寝ることが好きになった。
 社会人となってからは激務となってしまったので、休日は基本寝て曜日になっていた。
 その後、メンタルをやられて休職していた頃、実家にて休養していたが、ほぼ一日中寝ていた。隣の家の屋根に雪が積もるのを見ながら、これからどうなるのだろうと思いつつ。恐らく、抗うつ薬は眠くなるものなので、眠気はそれによる物だったと思う。
 会社をクビになり、職を転々としてた頃は、まだなんとかなっていたが、保護を受けるようになり、1日ぶらぶらするようになってからは、意識して起きていないとダメだった。
 これではいけない、と事業所に通うようになり、なんとか昼間は行動するようになれた。
 現在は・・・やはり暇があれば寝てしまっている。事業所に行くとき以外は、朝一旦起きて薬を飲んで、昼まで寝て、それからデイケアへ行ったりするが、その予定も無いときも寝てしまう。と言っても短時間なのだけど。
 こういう浅い眠りは悪夢というか、理解不能なシチュエーションの夢を見ることが多く、かえって疲れてしまう。寝なければいいかもしれないが、胃の苦痛により起きているのが困難なこともあり、つい横になってしまい、そのまま眠っていることも多い。
 今日は事業所もデイケアにも行かない、ぽっかりと空いた休日となって、午前中、午後からと寝ていた。昼寝をしていると、あっと言う間に1日が終わってしまって、残念な気持ちになるけれど、まあ仕方ない。
 これから暑くなっていくと、昼寝も辛くなるだろうが、アイスノン、保冷剤、扇風機で乗り切れるはずだと思っている。本当ならプールとかに行って、若い女性の水着を見ながら泳ぎたいところだが・・・独りで行っても・・・それに泳ぐときは眼鏡を外さないとならないので、結局ちゃんと見れないという。今年の夏もこれまでと同じように、何もないのだろうなあ。