昼にニュースを観ていたら雪まつの雪像を破壊する光景と、それを見ている観光客の姿、インタビューが映っていた。なんでも観光客も増加したとのことで、まあ良かったのだろうなと思いつつ、昼飯と羊羹とワッフルを食いつつコーヒーを飲んでいた。

 昼寝しようと横になるものの、眠れず。仕方なく起きて新しいアニメを開拓すべく、いろいろ探した。
 すると「道産子ギャルはなまらめんこい」というのを見つけて、早速観てみる。
 主人公が東京から北海道北見市に引っ越してきた、という設定だ。作中に道民には馴染みの方言や、カツゲンや焼き弁、セコマも出てくる。
 ヒロインの女の子はめっちゃギャルだけどカッコカワイイ。明るく気さく。こりゃ人気者になるのは当然、という役回り。現実では陰キャに優しいギャルなんて居ないと思うが、まあ、虚構の世界では夢見させて欲しい。

 その中で主人公が冬祭りに行き、雪像を見て喜んでいたのを見て、内地の人の感覚ってこんな感じなのか、と新鮮な驚きがあった。私は生まれも育ちも北海道で、しかもわりと雪の多い地方なので、雪像なんて見ても何も感じないのだが、温暖な地方に住む人にとっては非現実的な世界なんだろうな、と認識を改めた。雪像作成に携わった方々、すみませんでした。
 もし、内地の知り合いが雪まつりを見たいと言うなら案内したいものだ。

 「夢見る着せ替え人形は恋をする」や「夫婦以上、恋人未満」と言い、ギャル系の出てくるアニメもいいものだ、と思うようになってきた。でもまあ、思うだけで実際には相手にはされるはずもない。観て楽しければ良いのだ。これでいいのだ。