支離滅裂感満載ながらアップしてしまおう!
ゲームマーケットは「ゲームマーケット」という名のゲームなのではなかろうか?
そんなことをふと思う。
ボードゲームの頒布数 < 購入希望者
この式が発生した場合、ゲームが発生しているのではなかろうか。
(「ゲーム」の定義からは触れませんが)
ブースの行列に自分というコマを配置する。
行列に配置しただけでリソース時資源(時間)を消費する。
商品購入(勝ち点の取得)にはリソース金資源(お金)を消費する。
勝ち点を得られない場合も、時資源は還って来ない。
このブース毎のラウンドを繰り返し、最終的には各々の購入目標物を
どれだけ収集できたかで勝敗判定。いかに満足や充実を得られたかの絶対的判定。
他人には、その個人がどれだけ勝ったか(買ったか)は分からず仕舞いのゲーム。
事前の予約というのは時資源の節約であり、
(ただし、情報収集や事前の時資源を使用する)
行列なしで買える場合も時資源の節約である。
しかし、行列が出来、購入希望者の中に「購入者」と「非購入者」が発生すれば、
細かいラウンドにおける勝者と敗者の出現であり、これはゲームに近い。
ラウンド毎には相対的な勝敗があるというわけだ。
ゲームマーケット全体の流れとしては事前予約をする団体が多々ありまして、
それは参加者(購入者)の時資源の節約になる。とても良い。
ただ、この予約すら定数に達したら締め切る場合もあるなら、それもまたゲーム。
どうせ勝敗が付き纏うのであれば、
ゲーム的な売り方があっても良かろうという提唱をここより。
【入札式】
まず購入希望者は用紙に購入希望金額を記入する。
あらかじめ定めた刻に締め切り、希望金額の高いプレーヤーから購入権利を得る。
「並んで買う」というのは時資源を使用したプレーであるが、
こちらは金資源がものを言うパワープレー。
我々が行列に慣れ過ぎて、「時 < 金」に陥っているのではなかろうか。
どちらも同じリソースであります。
【時限プライスダウン式】
例えば、初値を3600円とする。イベント開始から1分毎に10円値下がりし、
購入者は好きなタイミングでの購入を可能とします。
6時間後(360分後)には0円になる。
希望の金額で購入することができるが、その前に売り切れてしまう可能性もある。
0円でも売れ残った場合、出品者のダメージは計り知れない両刃のシステム。
【ダイス式】
同人ボードゲームの値段はまちまちであります。
価格の構成に材料費(印刷費や外注費)は含まれるのは当然として、
開発費や工数を価格に乗せるのか、更には利益を乗せるのか…まちまちと思う。
金額をいくらに設定しても、どうせ採算が取れないならば
ボードゲームのイベントらしくお客にダイスを振って決めてもらうのも良かろう。
例えば、3000円で売ろうか、2500円で売ろうかと悩ましい場合、
「2D6 * 400円」で売ったらどうだろう?
振れ幅としては800~4800円。
ただし、期待値は7。見込みとして平均2800円である。
ダイス目の結果は「購入する権利」を得るだけで、
実際に買うか買わないかは選択可能とすれば、金資源の無駄な消費にはなるまい。
ただ、ピンゾロが出るまで振り続ける事例には対策を打つ必要もあります。
【定額販売による行列ゲーム】
一般的な頒布・販売方法であるが、前述の通り、これもゲームである。
また、これらの変則的な売り方を否定する重要な「ゲームの定義」があることは
別の機会に。
どこかで、論のすり替えが行われたような、行われてないような…
あぁ!ペンギンの話題、忘れました。
文責 : コヨシ