こんばんは~

ここ数日は

気温10度台をキープする?寒さが続いていますね。。。


そんな中

一昨日、郡山の高校にて

就職支援講座を実施してきました。


その高校は

郡山駅から電車で1時間、さらに 路線バスで30分先にあります。


気温0度。…にも関わらず、

制服の下にセーターを着た、のみで??!

通学は自転車1時間

バス&電車1時間以上もかけて通学してきている生徒たち。


集まった生徒たちは

遅刻なんてしない 規律正しく学生生活を送っている、ことには関心します。

そんな素直な若者が

楽しく活躍し 豊かな生活を送ることのできる環境を支援したい、


そんな想いにさせてくれる若者に出会えたことに感謝いたします。




今日もワンダフルライフをめざし


Just Doing !!!


いきいきキャリアの井上訓子です。





この時期は、卒業前年次の学生を対象としたエントリーシートの添削でカウンセリングの毎日です。毎日十数名の学生とお話をする中、「自己効力感」の低い学生が多いことに・・・哀しく思ってしまいます。




エントリーシートや自己紹介書を作成する前段階として、自己分析を実施しますが

、適性検査や過去を思い出し自分の強みを見つけ出す作業を行いますが、

自己分析の作業の中で「他者の意見をきいてみる」で、

自宅で親御さんに自分の良いところを聞いてきましょう~と宿題を出すのですが、




次の授業で「親御さんはなんて言っていたの?」と学生に訊いてみると、

「母親に訊いたのですが、あんたの良いところなんて思いつかないよ。

悪いところなら言えるけど。」と言われた…(><)

という学生が多いのには愕然とします。





普段、家庭では親子でどのようなコミュニケーションをとっているのでしょうか。

「普段、あまり話をしないから、自分の子どもの良いところがわからない」のか

「粗探し、ばかりしてしまってる」のか。


学校では先生から注意をされることはあっても、褒められた経験のない学生が多いのかもしれません。


物心ついて、褒められた経験の少ない学生は、大学生になっていざ自己分析をし、自分の長所、強みを見つけ出そうとしても、なかなか書き出すことができません。


自己効力感が低いまま、社会人になって転職相談にお見えになる若年者のみなさんは、


自分に自信がなく、自分らしく生き生きとしたライフスタイルを送りたいと望んでいても、人生を自分らしく歩んでいかれるのか、不安が大きいようです。



「子どもは褒めて伸ばせ」とよく言われますが、


自我が芽生え自身の価値観が確立してきた学生たちには「褒める」より「承認する」ということのほうが、彼らの自己効力感を高めます。



就活生をもつ親御さんも、

自分の子どもが自分らしい人生を歩み生き生きと社会で活躍してほしいと願っているのではないでしょうか。


日頃の彼らに注目し、小さなこと、大きなことにかかわらず、

彼らの取り組みを「言葉でしっかりと伝える」ことが、

彼らを承認することになり、彼らの自信となっていくと思います。




小さな自信の積み重ねが、

やがて大きな自信となり、社会人になってどのような試練がやってきても、自分で考え乗り越えようとする勇気と行動を生み出し、生産性の高い人財を育成し企業の発展につながると思います。