きのう、新京成電鉄が消滅しました。
と言っても、親会社の京成電鉄に吸収合併
されたわけで、路線も電車もそのまま、
走り続けていくので利用客には変化なし。
電車の塗色は、いずれ更新時期に順次
京成カラーに変更していくそうです。
今日は旧塗色を中心に思い出の新京成を
たどってみましょう。
《京成の払い下げ車両》
モハ104
モハ107
モハ610
モハ201
モハ252
いずれも京成の中古車です。
というわけで形が京成タイプなのは当然
なのですが 塗色も京成寄りでした。
京成 モハ3059(リバイバルカラー)
新京成は戦後に開業した鉄道路線で、
松戸~京成津田沼間26.5kmを結びます。
地図で見ると意味もなくうねうねと
カーブが続きますがその理由は…
ほとんどが習志野にあった旧陸軍鉄道連隊の
演習線の再利用だったからです。
開業時の軌間1067mmから京成津田沼延伸時に
1372mmに改軌、さらに京成の1435mm改軌の
際に一緒に1435mmに変更されました。
というか京成の全線一斉改軌の練習に新京成で
先行して改軌をやってみた、ということです。
《自社発注車両登場》
モハ806
8000系(リバイバルカラー)
京成の払い下げ車両ばかりを走らせてきた
新京成電鉄でしたが、ようやく自社発注の
新車が入線しました。
800系がその第一号でしたが、設計が
京成そのままだったので、まったく代わり
映えしませんでした。
その次に登場した8000系は突如デザインを
変更して全く新しい顔になりました。
なお、肌色と濃赤のツートンは8000系の
第一編成までで、その後順次クリームに
茶色帯の次世代の塗色に変わります。
8000系
8800系
《北総鉄道乗り入れ》
現在は都心と成田空港を結ぶ一翼を担う
北総鉄道ですが、当初は北初富~小室の
部分開業から始まりました。
北初富には新京成⇔北総の連絡線が
設けられ松戸まで乗入れて来ました。
その後、高砂まで線路が延び京成線との
接続で新京成への乗入は終了しました。
公団線2000系
北総線7000系
特に北総線の7000系は斬新なデザインで
目を引きました。(ゲンコツ型?)
凸凹の並び!
ときには松戸駅ではこんな並びが…
どや顔の営団6000系と
がっかり顔の北総7000系の出会いです。
《進化~ピンク電車(?)へ》
8800系
8000系
8900系
新登場。赤・青帯で京成っぽいです。
在来車にも順次スカートが取付けられました。
N800系登場
もろ京成型です。
松戸駅
クリーム色に茶色帯というのは良い色
だったと思うのですが…
8800系
ある日突然、白ピンクの電車が現われ
旧色を徐々に駆逐、旧色はあまり見かけ
なくなりました。(リバイバルカラーと
していくらかは残っているようですが)
ふなっしートレイン
最後にイベント列車をご覧ください。
ふなっしーとコラボして
グッズの販売もありましたっけ。
実は桃色になってからはあまり撮って
いません。
ちょっと趣味に合わないというか…
あと編成両数が減ったこと。
8両で運転していた時期がありましたが
いつのまにか6両に戻っていました。
利用者数減少のせいなんでしょうね。
ではまた。
本日もご乗車ありがとうございました。