キユニ17の組立 | きゅうの鉄道写真館

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ドールに興味のない方はこちらで。

 

こんにちは。
今回は、前回までに作ったキユニ43.7の
相棒についてです。
もともとキユニ17のキットの方が先に
手元にあったわけで、その相棒にと
キユニ43.7を作ったのでしたが…

 

 

キユニ17キット(フェニックス)
今回のキットは半端物とかではなく、
正規品なので全パーツがそろっています。
とくに考える必要もなく組立てれば良い
だけなので ちゃっちゃと出来ちゃいます。
と、言っても結局1週間かかりましたが。


フェニックス=フジ=KSのキットは
プレスの歪みやかえりもほとんどなく
きっちり組めます。
大昔、店頭で訊いたら「ウチのプレスは
他所よりもトン数が重いので」とのこと
でした。(プレスの圧力が高い)
そんなキットですがひとつだけ注意点が
あって、ヘッドライトをぴたりと収まる
位置で半田付けすると上を向きます。

 


《前照灯の工作》

 

キハ17の前照灯
砲弾型になっています。
屋根の頂点より少しだけ上に出ます。
(キハ20系などは屋根頂点と一直線)

 

前照灯パーツ
保持しやすいように串に刺したところ。
テープを巻いてきっちりはまるように
してあります。

 

お面の穴を調整
ほんの少しだけ穴をヤスって調整します。
ヤスリすぎるとスポスポになるので、
ちょっとずつ、なめるように微調整。

 

半田付け
こんな感じで保持して上から点付け。

 

内側から盛る
点付けを融かさないように左右脇から固め、
たっぷり盛っていく。
この後モーターツールで前照灯パーツを
削って電球が入るように加工する。

 

車体と合せてみたところ
ムギ球を入れて点灯させます。

 


《全体の工作》

 

車体と合体前にディテーリング
合体前のほうが作業しやすいです。
下段の手すりはマスキングの邪魔になる
ので塗装後につけます。

キットには0.5mm真鍮線の手すりが

入ってますが0.4mmで作り直しました。

 

車体と合体
車体に ウィンドシル→乗務員扉・旧客扉
・窓枠→荷物扉 をつけてから
前面・後妻板を半田付けします。
乗務員扉などの縦の手すりもマスキングの
邪魔になるので塗装後、あと付けです。

 

 

前照灯付近
前面と車体はぴたりと合います。

 

縦樋
箱になったら 床板とめアングルを付けます。

続いて 雨樋→縦樋 を付けます。
雨樋は0.8mm、縦樋は0.6mm真鍮線を使用。
 

 


《バランスを確認》


車体が出来上がりましたので足回りを
仮組みして全体を見てみましょう。
床下機器はまだできていないので
エンドウのキハ17から一時拝借、
両面テープで貼りつけました。

 

 

 

キユニの編成
ボリューム感がかなり違います。
けっこう凸凹編成になりすね。
高さ調整は塗装組立後に慎重に行いたい。
車体の高さは異なっても塗り分け線は
高さがそろわなければなりません。

 

 

 

キハ40と並び
さらに太さがちがいます。

 

右側面

 

後ろ姿

 

 

 

左側面
この車両はほぼ左右対称なので
あまり代わり映えしません。

 

 

 

キユニ同士の顔の比較
背中合わせに編成を組む相手なので
本来、顔を合せることはないのですが…

 

 

 

床下機器
ニッコウモデルの気動車Aセットです。
塗装までに(と言わず早目に)組んで
おかなければ…
(いつも後まわしになりがち)


あっという間にできちゃったキユニ17
でしたが、キハ17の仲間はまだまだ大勢
控えていますので手早くやっつけねば…
では、今日はこの辺で。

 


本日もご乗車ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

キニ56 3+4

 

 

キハ17 前面のディテール
あーっ!
ワイパーのブレードの平行リンクが無い!
1本棒で扇形に拭くタイプだったか。
模型ではついブレードを縦に付けちゃった。
よけいなことしたなぁ。

 

 

キニ55 2連
地下鉄電車(営団5000系)と並ぶ光景。
ホームの高さが違います。
向うは電車専用(1100mm)
こちらは汽車電車供用(920mm)です。
いずれもレール面からの高さ。