東武鉄道・鬼怒川線 | きゅうの鉄道写真館

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ドールに興味のない方はこちらで。



おはようございます。

いよいよ東武のSL運転計画が始動しました。

先週、北海道から移送されたC11も公開され

期待感も上昇します。


運転区間は下今市~鬼怒川温泉で

1日3往復になるようです。

ゆっくり走って片道30分程度。

編成は、C11+14系×3+ヨ+DL

(編成順序は想像)

ということで、窓は開かないし

乗ってもおもしろくないかもしれませんが、

一般のお客向けには服も汚れなくて良いかも。


そんなSL復活に期待を込めて

鬼怒川線をご覧いただきます。


まず起点となる下今市ですが

2面4線のホームに側線多数で

SL列車の運用には余裕で対応できそう。

ホーム屋根も現状のままで十分レトロな感じで

SLにふさわしいと思います。

わざとらしく、いじらないほうがいいな。


出かけたのは平成2年11月18日です。

終焉近い5700系の撮影と乗車が目的でした。






最初は鬼怒川の鉄橋です。

新高徳から徒歩7・8分。

列車は、DRCきぬ(1720系)

臨時有料急行だいや(5700系)

快速崩れ(6050系)


天気がイマイチできれいな色が出ませんでした。

ちなみに、下今市の次は上今市(日光線)で

ただの今市という駅はありません。

(なんのこっちゃ…)


駅以外は、大桑-新高徳間での撮影です。

北千住から快速に乗り、新高徳で降りました。
そのまま乗り通したので、

下今市の6050系の写真は後日撮ったものです。

この快速は料金不要で、けごん・きぬ よりも

少し時間がかかるだけなので、よく利用しました。

ただし、朝1本のみしか走っていません。




こちらは砥川鉄橋です。
鬼怒川から10分ほど大桑寄りです。

鬼怒川の渓谷のような景色と対照的ですね。

こちらのほうが開けていて撮りやすいので

SL撮影のメッカになりそうな気がします。





鉄橋の脇は引きがとれないので

窮屈な写真になってしまいます。


このDRC(デラックス・ロマンスカー)も

思い出の車両になってしまって久しいです。

この電車、編成全体で何かをイメージしています。

判りますか?


日光ゆかりの龍なんです。

龍が飛ぶがごとく、速く・力強く・流れるように…

ボンネットのマスコットは龍のヒゲです。



また、沿線には田んぼや畑も多いですが

他人様の土地ですので、撮影の際は

踏み荒らしたりゴミを捨てるなど絶対に無し!

マナーを守りましょうね。


ちょうどDRCからスペーシアに置き換わるころ

だったですが、このスペーシアも龍をイメージ、

編成の雰囲気で表していますが

確かに言われてみれば見えなくもない?


大桑から乗って下今市に戻りました。



側線では帰りに乗車する5700系が待機。

日光~北千住の快速たびじになります。


その左となりは1710系のけごん。

1710系は正面貫通だった1700系を

1720系にあわせて改造したもの。

終点の日光は構内が狭いので

ここで待機します。


私も5700系たびじに乗るため

東武日光駅に移動しました。





北千住に着いた5700系です。

狭窓と転換クロスシートがずらりと並びます。

車掌が持っているのは到着と同時に外された

ヘッドマークです。

5700系乗車はこのときが最後になりました。

東武鉄道は日光の老舗ホテルを買収したり

新たな展開を始めています。

目先の銭に目を奪われて

安全・正確という本来の姿を見失わないよう

利用者としてはお願いしたいものです。




本日もご乗車ありがとうございました。


おまけ。


草加のセントラル模型の

バラキットを組んだ1720系けごんです。

同社のキットを買ったことがある人は判る

と思いますが、バラキットというよりは

素材キットというべきようなもので、

自分で考えて工夫しないと完成しません。


まあ、できばえはともかく

形にして走らせた、というだけで

拍手されるようなキットなんですよ。


缶モーター3個搭載でがんがん走ります。