こんばんは。
今度は「私鉄に生き残った旧国鉄型」
というテーマで書いてみたいと思います。
1回目は島原鉄道のキハ20です。
なんだ、生き残ったって言いながらもういないじゃん、
といわれてしまいそう。
私のネタは古いものばかりなので、
頭に「当時」と付け加えなければなりませんね。
旧国鉄標準色
旧島鉄色
新島鉄色
トロッコ列車色
首都圏色
この記事で島原鉄道に乗ったのは
2008年2月7日・8日です。
寝台特急あかつきの廃止が報道され
お別れに乗りに行ったのです。
折りしも島鉄の島原外港以遠の廃止と
旧型車(キハ20)廃止の発表もあり、
さよならの旅になってしまいました。
分類と言っても中身はみなキハ20だし
塗色が違うだけです。(5種類)
これはいずれ廃車になるのも近いということで
島鉄の計らいで塗色の復活や
運用の組み込みの固定化が行われました。
2月7日は乗り鉄で当時の終点、加津佐を往復し
諫早の島鉄経営のビジネスホテルに宿を取ります。
当然、駅前の便利な立地ですから
翌朝の始発にも楽に乗れました。
南島原に到着しました。
しかし、このホームの狭さときたら!
島鉄のキハの分類については
他の人に任せたいと思います。
私はマニアではないので(乗り鉄+少しだけ撮り鉄)
キハ20はキハ20にしか見えません。
水島から来たものとか自社発注のものとか
細かく見れば分類できるのでしょうけれど
Wikiを見て知ったかぶりしたり
他人の受け売りをしてもしょうがないですからね。
さてキハ20に乗った感想は?
一言でいうと昭和に戻ったみたい。。。
機関も最後までDMH17のままで、
音のわりになかなか加速しない感じは
懐かしいものでした。
早朝の列車で南島原に到着し撮影地へ。
島原方面に少し戻ったところに、
船溜りの脇を通るところがあります。
島鉄といえば定番の撮影地ですね。
それなりのことはあって
とても風情のある写真になりました。
この場所は今でも列車は走っていますが
残念ながらキハ20はもう見られません。
旧国鉄から引き継いだJR線上から
とっくに消えてしまった車両が
地方のローカル私鉄などで細々と
生き残っていた時代がしばらくありました。
そんな旧国鉄型車両について
アルバムの中から掘り起こしていきたいと思います。
本日もご乗車ありがとうございました。
おまけ
諫早駅で見かけたキハ67です。
JRも旧国鉄色の復活をしていました。
乗りたかったですが、乗ってしまうと
戻って来れない時刻だったのであきらめました。