真岡鉄道のSLを見る旅 | きゅうの休憩室

きゅうの休憩室

ドールを始めたのは2015年。
コロナの自粛生活がきっかけでアニメに転向。
工作はチマチマと続けていますが。。。



こんばんは。


初夏のような陽気が続きます。
(今朝は大雨でしたが…)
気分も浮かれてきて
どこかへ行きたくなりますね。


こないだの土曜日、
栃木の真岡鉄道に
プチ旅に行ってきました。


栃木に行くには
まず東北新幹線や東武鉄道を
思い出しますが、
我家のある千葉県北西部からは
鉄道好きにはちょっとおもしろい
ルートで行くことになります。


まず常磐線で取手まで行き
(取手は茨城県に入って最初の駅)
一旦改札を出ます。



みどりの窓口で買ったのがこれ。
ときわ路パスという期間限定の
企画キップ(2150円)です。
(5/6まで販売:土日、休日のみ)


茨城県内のJR及び各私鉄と
真岡鉄道に乗り放題!  (^o^)/
(ただしTXには乗れません)


乗り放題とか食べ放題ってうれしい。
とっても庶民的な感想ですけど。






さっそく関東鉄道常総線の改札へ
と…「ピンポーン!」ガシャッ!!
あらま。 閉まっちゃった。
改札機に入れちゃダメみたいです。
ときわ路パスはこちら、と
大きく書いてありました。
改めて有人改札口へ。
ゴメンナサイ。


2両連結のディーゼルカーで守谷へ、
守谷からは快速に乗り換えです。


関鉄は空が広いです。
(非電化路線のため架線がない)
加速のたびに「うううぅう~~ん」と
エンジンをうならせるので
旅気分が盛り上がります。






茨城西部を縦断して下館に着きました。
乗ってきた車両のラッピング広告は
黄色くて V と書いてあったので
てっきりビタミン飲料かと思ったら…
良く見ると農協の除草剤でした!
うーん、ローカルだなぁ。


跨線橋を渡って真岡鉄道のホームへ。
あらら?
JR水戸線がなかったぞ??
下館駅は南側から
関鉄常総線、JR水戸線、真岡鉄道と
並んでいますが関鉄と真岡鉄道は直結、
真ん中の水戸線への乗換は
別の橋を渡らなければなりません。



真岡鉄道の列車が到着。
赤と緑でイチゴみたいな色どり。


わけがあって1番うしろに陣取ります。
ホームでは人待ち顔の駅員さん。
(SLの当日券を販売中)


車内はこんな感じです。


ところで、真岡線は単線なので
対向列車は駅で行き違いをします。



お目当てが来ました!


SL列車は機関車の付替えをしないと
逆行できませんが、
下館には転車台がないので
基地のある真岡から下館まで
赤い機関車に牽かれて回送されます。
SLは一番後ろについているというわけ。




久下田ではいちご列車と交換。


「いちごのまち もおか」と読めます。
実はこの左に日本一の と書いてあり、
市町村単位でみると真岡市は日本一の
出荷量なんだそうです。
そうか、イチゴと言えば栃木だった。




寺内駅
ゴミひとつ落ちていない
砂利敷きのホーム…
萌える風景だな。


列車の後方展望って(前方も)

楽しいなぁ。

(危ない・危ない…)



次の真岡は中心的存在で本社や車両基地、
構内に博物館まであります。

あとでまた戻ってきてゆっくり見学します。




北真岡で下車して最初の撮影地へ。


じつは真岡鉄道に来たのは初めてで
どこで撮ったらいいかわかりません。
とりあえず観光パンフやポスターに載る
桜並木と菜の花畑へ行ってみました。
桜はとっくに新緑ですが菜の花は
まだ黄色くてなんとか間に合ったみたい。


まず1本、練習で。


車体の色が黄色に映えます。
背後は桜並木です。
満開だったら見事でしょうねぇ。





本番の汽車が来ました!


上り坂じゃないので
本当は煙を吐かない場所ですが
観光列車なのでサービスしてくれました。
(インスタ映え!?)




さて、無事にSLの写真も撮れたので
真岡駅まで戻りましょう。
列車を待っていると間に合わないので
北真岡からひと駅歩いてしまいます。
ちょうど駅前に着いたとき、
汽笛が聞こえました。




9600型 49671
大正生まれです。


なんちゃって蒸気機関車ですが、
一応動くだけでもたいしたもの。
炭水車にコンプレッサーを積んで
圧縮空気で動きます。


子供たちを満載した貨車を牽き2往復
料金は300円です。
1日3回展示運転があります。


ちなみに資料館も含め見学は無料です。
隣に見えているのはD51です。



D51 146
こちらもすでに復活の整備が終わり、


今週末から動きはじめます。



他にも古い気動車や貨車が
保存展示されていました。



D51を見ていると先ほどのイチゴ列車が
戻ってきました。





モオカ14 1


春崎野乃花(はるざきののか)ちゃんは
ご当地(栃木県)アイドルキャラクター
まろに☆え~る(3人組)のひとりです。


名前の元のマロニエは
トチノキ(栃の木)のこと。

なるほど・・・


残念ながら我家では栃木テレビが映らない
のでアニメを見ることはできませんが…
どうして栃木県のキャラを使ったり
真岡市の宣伝を大々的にするかというと
真岡鉄道は県営鉄道みたいなもんだから。
正確には栃木県と沿線の自治体出資の
第三セクターです。


駅前のそば屋で昼食
真岡線沿線はそばも名物みたいです。


あと車窓で目についたのは梨園。
益子焼も名産ですね。


そば屋で時刻表を調べてみたら
まだ茂木発のSLに間に合いそうです。
ちょっと茂木まで行ってみましょう。
(乗り放題のキップもあるしね)


真岡駅構内の風景
駅舎も巨大SL型です。





到着したのは…
またまたさっきのイチゴ列車です。
裏側はイチゴがいっぱい!




「わくわく」


茂木からの列車は
しばらく上り坂が続きます。
今度はその途中で待ってみました。


草刈が終わったばかりだったので
こだまちゃんを立たせて待つことしばし
ときどき風が吹くので倒れないように…





C12 66
こだまちゃんも
なんとか頑張ってくれました。


以上で今回の旅はおしまい。
来たときの逆のルートで帰ります。
そうそう、帰りもSLとすれ違うので
忘れないように。





久下田にて
赤い機関車に牽かれて
ぶら下がって車庫に帰っていきました。


最近、遊びすぎちゃって
先週に撮った写真も全然整理できてない。

なんとかしなきゃなぁ。

とりあえず期限のせまっている

ときわ路パスの方を先に書きました。


今回使ったキップのときわ路パスは
5月6日まで販売されてるので、
まだチャンスはあります。
関東在住の方で興味がありましたら
ぜひ出かけてみてくださいね。
真岡方面だけでなく、袋田の滝や五浦、
那珂湊や潮来だって行かれます。


ゴールデンウイークはどこに行こうかな…




ではまた。