上田交通の丸窓電車 2 | きゅうの休憩室

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ドールを始めたのは2015年。
コロナの自粛生活がきっかけでアニメに転向。
工作はチマチマと続けていますが。。。



丸窓電車その2です。

前回の訪問から数ヵ月後の秋晴れの日

ふたたび丸窓電車の故郷へ出かけました。


前回は説明が少々くどくなってしまったので

今回は写真中心にさらりといきましょう。


「きゅうちゃん、手抜きでーす」

ばれたか。 すみません・・・


今回は一部区間ですが乗ってみました。

当時は撮り鉄がメインだったので

あまり乗ることに執着はありませんでした。

後年、逆に撮ることよりも乗ることに

興味の対象は移っていきますが・・・


上田駅西側駅裏に駐車し

丸窓電車で上田原へ向かいます。







このとき、例の下り線のぼろぼろのホームに

電車が停まり、現役であることを確認しました。


上田原を往復したあとは

車で沿線の撮影ポイントへ移動します。

まず撮ったのは塩田平です。

山が良く見えました。













ちょうど買ったばかりのワインダーを使って

連続写真風に6カット撮ってみましたが、

役者がいいので、どのカットも絵になります。











千曲川を渡る丸窓電車です。

これが動いているのを見た最後になりました。









この写真のように、留置線からホームまでは

地続きで柵もなにもないので、車利用の乗客は

フツーに線路をまたいで電車に乗ります。

まあ、のんびりした時代だったのですね。



最後に模型のことを少々。

今さっき、蔵の中から(押入れともいう)

引っ張り出してきました。



当時、ローカル私鉄シリーズとして

上田交通も作ってみるつもりで買い集めていました。

まずは小手調べに丸窓電車とED251を組んでみました。

ご覧のとおり、塗装前の段階までサクサクとできましたが

ここで問題発生。

その1で触れたとおり、塗色がとても難しい色なんです。

調色塗料はマッハ模型から発売されていたのですが

売り切れで買えず、結局そのままお蔵入りで20年!

今日、20年ぶりに日の目をあびた、というわけです。

これも何かの縁ですので、続きを作ってみようかな。


在庫リスト

モハ5250(KTM・1、珊瑚・1) 小田急1650×2

東急3000(KTM)、5000(谷川)各4 ED251・1

すべてバラキットです。



丸窓電車の上田交通はこれでおしまいです。


この訪問から1年後、

1986年10月には架線電圧の昇圧とともに

丸窓電車と仲間達はすべて廃車されました。

替わりに走り始めたのが東急5000系、5200系です。

彼らは短命で1993年5月末から、同じ東急の

ステンレス車7200系に置き換わります。


5000、5200系の降板直前に

もう一度訪問していますので、

また次回、ご案内したいと思います。



本日も、ご乗車ありがとうございました。















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