[LogicalFX通信]損切り10PIPS程度に抑えた損小利大のブレークアウト手法を使いこなす | LogicalFXのブログ

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こんにちは。

 

 


昨日は、EUR/UDS全然動かなかったですね。もしかしたら今日は動くかもしれません。

 


 

昨日、損小利大のトレンドフォローでトレードしている人から質問が来ました。


 

 

通貨ペアはUSD/JPYだそうです。


 

 

質問は、要約すると、損小利大のトレンドフォローを行っているが、収支がトントン(ほぼ0)で、費用対効果が合わないということだそうです。


 

 

最低でも月に100PIPSは欲しいとのことでした。

 


 

具体的なエントリー手法は、損切り10PIPS程度に抑えたブレークアウト手法だそうです。

 


 

私の意見としては、損切り10PIPS程度に抑えた損小利大のブレークアウト手法は、うまく機能すると素晴らしい手法だと思います。

 


 

なぜなら、ブレークアウト手法は爆発力があり、1回のエントリーで20PIPS程度は簡単に伸びるからです。100PIPSだとそれをたった5回ですからね。

 


 

しかし、「損切り10PIPS程度に抑えた損小利大のブレークアウト手法」を使いこなすには、それが機能する環境を見つけることが最も大事です。

 


 

環境というのは、「1回のエントリーで20PIPS程度とれる」ボラタリティがある環境です。

 


 

例えば、下図の場合、どちらが「1回のエントリーで20PIPS程度とれる」環境なのでしょうか?

 


 

breakout

 

 


当然、Bですよね。レートがスクイーズしてからのレンジブレークです。

 

 


Aの場合は、ちょっとブレークして直ぐに戻ってきてしまいます。

 

 


しかし、ブレークアウト手法を取り入れたばかりの初心者は、AもBも同じように考えてしまい、単にラインを抜けたらエントリーして負けてしまうことです。

 

 


先ずは、トレード執行時間足でこの違いを理解しなくてはいけません。

 


 

次に、Bのような波が発生するのは上位足でどのような環境になったら発生するのか、を理解しなくてはなりません。

 


 

更に、Bのような波は、そもそも頻繁に現れるのか、ということも理解する必要があります。

 


 

この手法で月に100PIPS以上を狙うのであれば、最低でも5回以上、このパターンの波が出現する必要があります。

 


 

このようなことを全て理解して初めて、「損切り10PIPS程度に抑えた損小利大のブレークアウト手法」を使いこなすことが可能です。

 

 


では、実際にUSD/JPYの相場環境はどうなのでしょうか?

 

 


下図はUSD/JPYの週足ですが、完全に週足レベルでレンジに入っており、ブレークアウトを頻繁に狙うのは、難しい環境になっています。


 

 

20140722_1

 

 


ということは、ブレークアウトを頻繁に狙える通貨ペアーに換えた方がいいことになります。

 


 

一見ブレークアウト手法はラインを越えたらエントリーするだけでいいため簡単に見えますが、その背後に隠れる背景を理解することが必要なため、この手法を武器にするには、真剣に勉強する必要があります。

 


 

初心者にアドバイスできることは、とにかく自分が決めた手法を徹底的に研究してください。

 


 

空いた時間に「パパッと稼ぐ」は、残念ながら幻想だと知ってください。

 

 

 


それでは、本日も宜しくお願い致します。


 

 

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