春は決算・株主総会の季節です。

 

思えば

働く人間として、多数の匿名性ある世間の皆様

との対面を意識したのは

2009年春、新卒で勤めた上場企業の株主総会だった。

 

リーマンショックの影響もあり、大きな赤字決算を株主に報告する株主総会。

新卒の私は、総会会場への道順を案内するプラカードを持った誘導人として、街頭にポツンと立っていた。

 

正直、怖かった。

周囲に会社の同僚はおらず、もし人生をかけて財産を当時の会社株式に投資されている方で、株価下落の影響を受けた方が来場される際、真っ先に出会う自分を損させた組織の末端が私だからだ。

 

なぜ会社が赤字になったのかはよく理解できてなかったと思いますし、そもそも当時の自分が何かしたわけでも、何かできたわけでもない。

 

けれど、そういう会社に生活基盤を依存し、お給料を頂いているのが自分だった。

 

スーツで顔は真面目に。ヘラヘラと笑顔を見せてはいけない。

そんな指導もあったように思いますし、当然だと思います。

 

あれから、16年。

自分も人材を雇う立場になり、当社組織に帰属することを選んでくれたみんなに、どんな想いをさせることができてるか。

社会に怯えるような想いはさせていないか。

 

※折に触れて、当ブログで登場する新卒の会社ですが、どんな想いをしたにしろ、数多くの経験をくれた大好きな会社なことは間違いないのであしからず

 

ちなみに、実際には、罵倒されるようなことはなく応援メッセージをくれた株主さんまでいました。

 

「頑張れ! 良い会社だよ」

 

真偽は不明ですが、当時の僕は嬉しかったです。