君子豹変しまくりんこ
某ヤマダ電機丸亀店家電売場…
ぎんぎら♡ファッションに身を包んだ
金髪カップルを見かけましてん。
「なぁ、これなぁに?」
「はあ?おめ~加湿器も知らんの?」
「るっせーなぁ。知っとるわな」
「じゃ~、それがどしたんや」
「下のパカっ!と開く容器のことや」
「ん?…ああ、噴き出し口のこれね」
「分かるん?」
「もち。これ、ほら、あれやがな…」
「はん?」
「電線を束ねて入れとくやつや」
「小さない?線、入れるんには…」
「アホやな。今の線は細いんで!」
「あそー。何でも知っとるなあ」
「家電タレントって呼んで呼んで」
「細川茂樹みたいやわ」
「は~い♪細川茂樹でーす!」
「…ん?でも、ちょっとー」
「何だい?細川茂樹に訊いて訊いて」
「ここ、アロマ入れって買いとるで」
「アロマゆー電線の名前ちゃうん?」
「ふうん。…この湯気、熱ないんや」
「常識やで。熱い湯気は昔の話や」
「なんで熱ないん?」
「沸騰した湯気を、また冷ますんや」
「あん? それ、水に戻るんちゃう?」
「冷たい水蒸気ゆ~んもあるんやで」
「ほんま?」
「"冷たい殺気"ゆーんもあるやん」
「はぁん。なるほどなー」
「家電タレント細川茂樹にお任せを」
「なんで上向きに湯気が出よるん?」
「は…どーゆーこと?」
「湯気、全部上に上がっていくやん」
「なんで湯気が上に昇っていくか?」
「湿度が高い空気は重いんちゃう?」
「アホやなー。よーに聞きや。
水ゆーんは酸素と水素の化合物や。
名前がH20ってことやきん、
水素2に対して酸素1の割合やな。
ってことは、水蒸気の重さは?」
「酸素や水素とひど変わらんワケ?」
「そやな。それに対して空気の方は、
全体の8割が窒素成分やろ?
窒素は酸素や水素よりも重たい」
「あ、ってことは、水蒸気の重さも
窒素つまりより軽いってこと?」
「そーや。空気は湿度が高くなると
軽くなるんで上に行く…」
「なーる!アタマええやん」
「細川茂樹と呼んでください」
この金髪カレシって、ひょっとして、
ものすごい天才かもしれん( ̄. ̄;)