でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -133ページ目

嗚呼、上司と部下の愛は無限大

今朝、心臓発作的に思い出した20年前のお話。


当時、僕は坂出市のCATVに勤めてましてん。


ある日、上司が取材中に崖で足を滑らせて、

右足つま先の骨を傷めてしまったの(ノ_-。)

その上、何の祟りか包帯ぐるぐる巻きの患部を

スタジオの時計が壁から落ちて直撃!とゆー、

見事と言わざるを得ないトドメさされて骨折。

歩くのも運転もままならない状況でしてん。



当時は僕がコンビ組んで一緒に行動してたので、

どこ行くのも僕が運転して…ってことになった。



さて当時は瀬戸大橋架橋祈念博覧会の真っ最中。

暑い夏の日、上司が辛そーな顔で言ってきた。


「架橋博まで連れて行って貰えん( ̄. ̄;)?」


ちょーど僕も博覧会協会まで用があったから、

一緒に行くことに。



会場裏側の関係者専用駐車場に車を停めまして、

僕はちょっと距離が離れた協会事務局に向かい、

上司は別の打ち合わせで、ほんとすぐ目の前の

建て物へ。


「僕、時間かかりますけど、かまいません?」

「おけー。先に済ませて待っとる待っとる」


そー言うと上司は、ゆっくり歩き出した。


…歩いてへんかった( ̄_ ̄;)


ずず…、ずず…、ずず…、ずず…、ずず…

砂利を足の裏で撫でるように足を引きずりつつ、

数センチずつ蠢くように前に進んでますの。


「えーと(^_^;)それは歩いてますの?」

「めちゃめちゃ歩いてます」

「おふざけなしで?」

「ふざけてません」

「へ~(* ̄Oノ ̄*)」


すこし距離を開けて眺めたら、おっちゃん一人

汗流しつつ足元の砂利を踏み固めてる…とゆー、

なかなかにアヤシイ光景ですの<( ̄. ̄;)


「まあ、とりあえず頑張ってくださいねん」

「おけーV( ̄^ ̄)V」



事務局に着いた僕は、取り急ぎ仕事を済ませ、

出て行こ~としたところで、声をかけられた。


「あらー、来てたんですか(^o^)/」


なんと、普段は話をすることもままならない

ミス架橋博の3人の美人さんでしてん(^o^/)/


「あ、ども。お疲れサマです~」


美人にヨワくて声が上ずっちゃってる僕に、

ミス架橋博がとんでもないことを言ってきた。


「今からお昼なんです。一緒に行きません?」

「行きますd( ̄_ ̄ )」


即答。

もはやこの段階で骨折した上司の存在など消え、

僕はおそらく世界で最もシアワセな男と化して、

美人3人と一緒に関係者用食堂へV( ̄v ̄)V



夢のような時間。

いやいや、ほんとほんと嬉し楽しかったな~。

あの時に食べた『冷やしラーメン』の味は、

今でも忘れようにも…思い出せない( ̄o ̄)

味なんて分からんぐらい有頂天でしてん。



20分近くして、美女軍団と食堂で別れた僕は、

暑い外に出てやっと「わ!」っと思い出した。


「やばひやばひ( ̄o ̄;)…走れ走れ!」


まともに歩けへん上司を灼熱の駐車場で延々と

待たせてしまってるワケですのよねこれが。


「すんませーん!」


必死で駐車場に着いたけど、上司の姿が無い。


「わー(T_T)怒って帰っちゃったかー」


考えてみたら帰ることもままならないワケで、

念のため上司が向かった方向を覗いてみる。


「( ̄. ̄;)うえっ…」


強い陽光の中、上司はズ…ズ…と蠢くように

目の前の建物に向かってまだ歩いてた。