でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -132ページ目

水野晴晴さんと対談した元映画少年

も~10年ほど前の話なんやけど、縁あって、

映画評論家で映画監督としても活躍されてた

水野晴郎さんにインタビューする機会が

ありましてん(* ̄Oノ ̄*)


当時、なんとま~香川県もロケ地になった

水野晴郎監督『シベリア超特急3』

ででん!と公開されたばかり(^O^)/

香川の某観光推進組織と、CATV組織が組んで、

PRで高松に来られる水野監督をお迎えして

全国のCATV向けの番組を製作することになり、

映画マニアの僕が聞き手に選ばれたの。


中1の時から映画の世界で仕事をすることに

憧れ続けてた僕としましては、そりゃも~

めちゃめちゃ光栄なことでしてん(T▽T)


「とりあえず…仕事抜きで楽しんじゃおー」


撮影現場は宮脇画廊。

緊張気味に先に現場入りしてお待ちしてたら、

水野晴郎さんがめちゃめちゃにこやかな顔で

登場~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



まんまテレビの通りのイメージ(^_^)



持参した『シベリア超特急』のDVDを見せると、


「わはは、私も初めて見ましたよ。へ~」


…と、ものすご~く面白がってくれまして、

わざわざサインまでしていただいたo(^▽^)o


ちなみに水野さん、読み取り側の面にも

しっかりと名前を書いてくださったので、

再生不能になったのはナイショです(^.^;)




カンドー的なぐらい簡単な打ち合わせの後、

向かい合わせに置いたソファに座って、

いよいよ本番スタンバイオッケー(^o^;)


…と、スチールカメラを構えた人たちが

目の前にどやどやと並びだした。


「あん( ̄o ̄)?」


みなさんしっかり腕章をしていらっしゃる。


「僕らにも、インタビュー見せてね(^_^)」


某有名全国紙や某有名地方紙の記者さんが、

半分ファン状態で床に座り込んでるの。


「よ…よろしくお願いします( ̄_ ̄;)」


いらんでええ緊張の素を押し付けられつつ、

30分対談形式のインタビューが始まった。


台本なんてないから、質問内容も進行も、

全部僕に任せてくれたんで、いざ始まると、

これがもう訊きたいことが出てくる出てくる。


素人みたいな僕の質問の一つ一つに対して、

きちんと答えてくれる水野さんを見てると

「この人は本当に映画が好きなんやなあ」

と実感しましてん。


正直言いまして、列車の壁がベニヤ製なのが

画面見てるとはっきり分かるぐらい低予算で、

賛否両論分かれる超マニアックな映画やけど、

ヒッチコックへのオマージュを語る水野監督は

「熱い映画マニア」やったです(-^□^-)



最後に訊いてみたかったことを質問した。



「映画で、水野さんが言いたかったことは、

 本当の悪は"人"ではなく"戦争"なんだ…と。

 …僕にはそう思えてしかたないんです」



これを聞いて水野晴郎さんの眼が変わった。


「まさにその通り。分かって貰えましたか」

「はい、もちろん(*^▽^*)」

「いやぁ、ほんとに映画っていいもんですね」

水野さんの重みのある言葉で締めくくられて、

インタビューは無事に終了。



う~ん、いい経験させてもらったなー(^_^)/




さて、その2年後。

『シベリア超特急』の新作が公開された。


ある雑誌に載ってた水野監督のインタビューを

僕は偶然目にしましたの。

そこに、こんな一節があった。


【3作目の時、ある男性に指摘されたんです。

 『真の犯人は、戦争なんですね』って…】



「お、コレって僕のことかいな( ̄v ̄)♪」


まさかの展開に僕はちょっと浮かれまして、

ページをめくる手ももどかしく続きを読んだ。

水野監督は、こう締めくくってた。


【その時、わたしは思ったんですよ。

 あ、そっか…って】