こんにちは。発達個性がある子専門の

学習講師 水野のりあきです。


昨日は

小5

ADHD+ASD混合型の男の子の

オンライン授業でした。


どういう子なのか軽く紹介すると

・話を聞いてない(ように見える)

・返事がない

・落ち着きがない


これだけ見ると少しネガティブな印象が

強いのでしっかり

ポジティブな面も評価してみます。


・図形が好き

・実は話聞いてる

・ワーキングメモリが高い



という男の子です。


つながりのある放デイさんからは

「挨拶も返ってこないし一人で何か始めてしまうし本当に大丈夫か心配でした」


と、いうお子さんです。


実際に対面してみても

画面のあちこちを触りますし

落ち着かなさ全開です。





ところがポジティブなところでも

紹介したように


ワーキングメモリの働きが

強いのです。


ちなみにワーキングメモリの働きが

強いということは、暗算なんかを

サクサクこなしてしまうんですね。


ただ、一見すると

本当に話を聞いてないので


「話を聞かないから理解もできてない」


と思われる生徒です。


さて、授業な内容は追々ご紹介するとして


ASDの聴覚情報の処理の仕方は少し独特です。

簡単に言うと

「聞いてないようで聞いていることがある」


なので、注意が向いてない中で

解説しても


あとから問題を解いてもらうと

計算できている場合があるんです。



この子は典型的なタイプでした。


おそらく聴覚情報を聴きつつ

視覚的な解説からパターンを瞬時に判断しているのだと思います。


なので授業で解説中

自由にデジタルホワイトボードに

落書きしてますが



(解説はするが本人は丸を描いたりして遊んでいる)


あまり

気にしていません。


そしてこの子はなんと


「前より会話ができるようになり、ついには挨拶までできるようになった。」


との報告をもらいました。

良かったです。


ちなみに特別な教材もツールも使ってません。



コミュニケーションの中で

応答することの理解を重点的に

進めたことが理由です。


まだまだできることがありそうです。


今日はこれから漢検合学を目指す

グレーな小6男の子です。

こんにちは、今日はスポーツの日でしたね。

 

僕は昨日にフットサルをして全身筋肉痛、、、かと思いきや

おもいのほか無事でした。

 

昨日はADHD中2、ワーキングメモリが低く

学習障がいの可能性も診断されたお子さんでした。

 

思い出語りはおいおいさせていただくとして

 

衝撃的だったことが1つ。

 

文字がとてもきれいになっていました。。。。

 

 

これは本当に気長に見守っててよかったなと思いました。

 

ADHDの子は小学低学年だと

つぶれてしまってまるで読めないことが多いんですね。

消しゴム使えばいいところで使えないこともあります。

 

(これは最近、使わないんじゃなくて使えないんだと強く思うようになりました)

 

ただ、中学に上がると少しずつ

字が小さくなり、輪郭がはっきりするようになり、高さもそろえて書くようになります。

 

 

この子はつい最近まで僕から

「字の大きさを意識して」ということを口うるさく言われていたので

さぞ耳が痛かったことでしょう・・・

 

何度も

「無理に書かせる必要はないかも・・・」

と思ったのですが

 

 

ついに何も言われなくても自ら

小さくてまとまった字を書くようになりました。

 

将来に向けた意識の変化はあったかもしれません。

それでもこの字の変化は驚異的なので

 

頑張ったんだなと感動しました。

 

 

 

 

文字を書けなければ

タブレットに置き換えて、とか

好きなことを伸ばして、とか

 

いろいろ言われていますが

私たちのところでは

 

「書く機会を担保する」ということを大事にしています。

 

そうでないと大きくなったとき、さらなるストレスの中で練習しなくてはいけなくなるからです。

(このへんももう少し詳しく書いていきたいと思います。)

 

本人の力量の中で、きっかけに合わせながら地道な積み重ねを行っていく。

周りが焦ってばかりでもいけませんね。

 

ちなみにこの子は今日も授業でしたが

英語にも変化がありました。それはまた明日にでも・・・

こんにちは。発達個性がある子専門の

学習講師 水野です。

 

昨日の生徒さんは小6,

具体的な思考が強く、漢字については読み間違いや

いわゆるケアレスミスが多い子です。

 

 

この子ははじめほとんど漢字が書けませんでした。

具体的思考と漢字については今度あらためてまとめていこうと

思います。

 

さて、今回この子はいよいよ漢字検定8級にチャレンジするのですが、

前までは8級であってもかなり苦戦していました。

 

全般的な知能は決して低くないのですが、こうした具体的思考による

つまずきが知識の獲得や字の獲得にも影響し遅れを生んでいます。

 

 

漢字練習といえばドリルでもなんでも反復して書くのが

一般的な漢字練習ですが・・・

僕はあのドリルの形式は学習として意味がないと思っています。

 

同じ日に反復して書いたとしてその後

書けるようになるかどうかは生まれ持ってのセンスだと思ってます笑

 

とまあ余談はさておきにして、

かなり書ける漢字が増えるようになりました。

 

その間意識していたことは

 

1.必要以上に反復練習しない

2.質問には真剣に答える

 

1はとにかく漢字を分析し、構造的に理解して言語化してから

反復練習しています。でも間違えたからと言って何度も書かせるのはナンセンスなので

最低限の練習にしていました。

 

2は当たり前に思うかもしれませんが

「かさぶたがはがれて出欠する」を当たり前に

書く子たちです。

 

↑これって前半の「かさぶたが」を読めば「血が出る」が分かるのですが、

「かさぶたが」を読んでも

 

しゅっけつ=出欠と書きます。

 

こういう状態になったときの

背景に推論機能が関係しています。

 

脳の中では「しゅっけつ=出欠」といったん信号が連結すると

新たに「しゅっけつ=出血」と想像できない。

 

逆に言うと

「しゅっけつには出欠のほかに出血がある」と学習すれば

書けるようになるので、

 

必要なのは反復練習ではなく

 

「これなんて読むの?」「そんな読み方あるの?」

に対して自然に答えるのがベターということです。

 

そしてそんな積み重ねをしていくことで

かなり漢字も書けるようになり、

 

テストでは90点をとれるようになってきました。

 

だから

 

「これってなに?」が当たり前に言える関係づくりが大事ですよね。

 

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