吉川英治三国志(一)の難しい言葉 9 | 野村孝博のブログ

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 続きです。

 

「高風」

 「こうふう」と読み、気高い人格。また、他人を敬ってその人格をいう語。

 

「厨」

 「くりや」と読み、飲食物を調理するところ。「厠」と空目してしまいました。

 

「清縄」

 「せいじょう」と読みますが、検索しても「藤原清縄」という平安時代初期の貴族の名前しか引っかかりませんでした。

 

「金紙銀箋」

 「きんしぎんせん」と読みますが、検索しても引っかかりません。「金紙」は金箔のことのようですが、「銀箋」も引っかかりませんでした。「金〇銀〇」と続けることで、豪華な様子を表すこともあると思いますし、「紙」と「箋」は両方同じようなものですから、豪華な紙や便箋を与えたのか、貰ったのか、文章の前後関係も抑えておくべきでした。

 

「娶る」

 「めとる」と読み、妻として迎えること。

 

「宗室」

 「そうしつ」と読み、一族が宗主とする家。宗家。本家。天子の一族。皇族。天子や貴人などの祖先の霊廟。

 

「鼎座」

 「ていざ」と読み、三人が向かい合って座ること。終了してしまいましたが、「ボクらの時代」ですね。

 

「刎頸」

 「ふんけい」と読み、首をはねること。首を切ること。たとえ首を斬られても悔いのないほどの深い友情で結ばれた交際、生死を共にする親しい交わりを「刎頸の友」という。

 

「天空海闊」

 「てんくうかいかつ」と読み、大空と海が広々としていること。転じて、度量が大きく、こだわりのないこと。また、その様。目指すべきところです。

 

「豪放磊落」

 「ごうほうらいらく」と読み、些細なことにこだわらず、度量が大きく快活なことやその様。「天空海闊」と同じですね。

 

「快哉」

 「かいさい」と読み、こころよい、愉快だと思うこと。

 

「倉皇」

 「そうこう」と読み、あわてふためくさま。あわただしいさま。語源が気になったので調べてみましたが、ちょっとわかりませんでした。「皇」が入っているのに、そんな意味というのは、ギャップを感じてしまいます。

 

 

「草廬に閑を偸む」

 「そうろにかんをぬすむ」と読み、何らかの慣用句かと思ったのですが、三国志でしか使われていないようです「草廬」は自宅をへりくだって言う言葉。「偸む」は「盗む」という意味もありますが、わずかな時間を見つけて何かをするという意味もあるそうなので、少しの時間を自宅でくつろいでいるという意味で良いかと思います。

 

「居館」

 「きょかん」と読み、住むための建物。まぁ、字面からそれはそうなんでしょうけど、この組み合わせの熟語は初見だったので調べてみました。

 

 続きます。