「二百十日・野分」の難しい言葉 12 | 野村孝博のブログ

野村孝博のブログ

ブログの説明を入力します。

 続きです。

 

「粛殺」

 「しゅくさつ」と読み、秋の冷たく厳しい空気が草木などをそこない枯らすこと。字面からは「粛清」よりも厳しいイメージで、習近平の顔が浮かんでしまいましたが、大自然、季節の移り変わりの方が厳しいということなのかもしれません。

 

「儼たる天命」

 「げんたるてんめい」と読み、天から与えられた天命や使命。「儼たる」は厳しい、厳格な、手加減しないという意味。

 

「翩々たる」

 「へんぺんたる」と読み、軽くひるがえるさま。軽々しく落ち着かないさま。

 

「四葉の苜蓿花」

 「よつばのうまごやし」と読み、検索すると堀辰雄著「四葉の苜蓿(よつばのうまごやし)」という小説が引っかかりました。しかし、注釈があり、ファーザードミュック作曲の曲のタイトルであるようなことが書いてあるのですが、ファーザードミュックを検索しても引っかかりませんでした。

 

「零落」

 「れいらく」と読み、草木の花や葉が枯れ落ちること。おちぶれること。貧しくなること。死ぬこと。土地、建物などが荒れ果てること。

 

「絡繹」

 「らくえき」と読み、人馬の往来などの、絶え間なく続くさま。

 

「花瓦斯」

 「はながす」と読み、ネオンサインの先駆けとなる装飾兼用の広告ガス灯のこと。

 

「落鮎」

 「おちあゆ」と読み、秋に産卵場へ向かって川を下る鮎。

 

「行住坐臥」

 「ぎょうじゅうざが」と読み、「行」は身体を動かしたり、歩いたりすること、「住」は一定のところにとどまること。「坐」は坐ること、「臥」は横になって寝ることで、日常生活の行動や振る舞い全般を表す。

 

「牛酪」

 「バタ」と振り仮名がありましたが、「バター」のこと。通常は「ぎゅうらく」と読むようです。

 

「曽て」

 「かつて」と読み、過去のある時点にその事柄が成立したさま。昔。以前。「かつて」はもちろん知っていますが、この字を使うのは初見でした。

 

「拖泥帯水」

 「たでいたいすい」と読み、苦しみにまみれている人を救うために慈悲の心をもって、その人と共に生活しながら救済すること。

 

「証得」

 「しょうとく」と読み、真理などを悟ること。

 

「委却」

 「いきゃく」と読み、自分の立場や考えを捨てて他にまかせること。

 

「鬼窟裏」

 「きくつり」と読み、鬼や亡者の棲家。言葉自体は検索しても引っかかりませんでしたが、この言葉を取り上げてくれているblogなどが多くあり、助かりました。

 

「堕在」

 「だざい」と読み、悪い場所や下の地位に落ちてそのままそこにとどまること。本文中には「鬼窟裏に堕在して」とあり、「鬼窟」は鬼の住む穴のこと。「迷妄の状況で」という意味で使われたのだそうです。

 

 続きます。