THE ALFEE 2024 Wind of Time 50年目の夏祭り 2 | 野村孝博のブログ

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 一通り聞いて高見沢のギターが目立つのか、アメリカンロックっぽい曲が多く感じられました。三者三様にそれぞれの個性を出した曲を創っているのかと想像していました。誰がどの曲を創っているのかを調べてみるのも楽しそうと思ったのですが、作曲はほとんど高見沢なんですね。色々調べて、知れば知るほど、そして聴けば聴くほど、この三人が一緒にバンドをやっているのが不思議でなりません。

 

 先述した通りにわかな私でしたが、坂崎幸之助はかなり好きでラジオ番組「K’s TRANSMISSION」を聴いたことがありますし、所ジョージ、なぎら健壱、吉田拓郎らと絡んでいるYouTubeなどは見倒しています。私もフォークソングを齧っていますが、坂崎はフォークソングにとどまらず、どれだけの曲が頭に入っているのやら、底が知れません。そんなマニアックな方々が盛り上がっている映像は本当に面白いです。そもそも、それだけ坂崎を好きで、どうして今までTHE ALFEEをちゃんと聴いていなかったのやら、自分でも訳が分かりません。

 

 また、桜井のキャラクターがいいですね。ライブでもバッチリスリーピースにサングラス、髭に若干白髪が混じっていましたが、ビシッと決まっていました。流石にステージ上は暑いのか、後半は上着を脱いで、シャツの腕をまくっていましたが。そしてあの声です。本当にイイ声なんですよね。また、今回は観ることが出来ませんでしたが、YouTubeなどで観てみると、あのスタイルでやってくれるスラップベースがまたカッコいいです。

 

 そして高見沢ですが、彼の世界観はどこから来ているのやら。ヴィジュアル系なんて言うくくりもありますが、ちょっとそこからも突き抜けています。ギターも今回10本近く見せてもらうことが出来ました。曲が終わって暗転、ギターを交換したら、曲が始まる前にギターが光っていて、笑ってしまいました。強烈な形のギターがいくつもありましたが、個人的にはゴジラのギターが一番いい音でした。まぁ、曲によってエフェクターも違うでしょうから、一概にギターの音とも言えないところですけどね。

 

 これはチケットが取れないのも分かります。粘って何とか観に行くことが出来てよかったです。個性の違う3人が起こす化学反応を目の当たりにさせて頂きました。70歳になる3人がこれだけのパフォーマンスを見せてくれるのですから、20も年下の自分がまだまだ老け込むわけにはいきません。単独有料コンサートの回数が2000回に達した時は、2000本安打にかけてかプロ野球名球会から公式のジャケットが送られたそうですが、そのライブもこの日で2919回目、高見沢が「3000回を目指す」と言っていました。ライブの前に散髪に行って、切り落とされた白髪の量にちょっとショックを受けておりましたが、そんなショックを吹き飛ばすパワーを頂きました。