トランスジェンダーになりたい少女たち 2 | 野村孝博のブログ

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 続きです。

 

 少女が性別違和を訴え、ホルモン治療や性別転換手術を希望するようになります。親はもちろん反対しますが、思春期なんて親の言うことよりも、友達や先輩の言うことが優先になってしまうもの。私自身もそうだったように思います。SNSの影響もあり、先述したようなインフルエンサーの影響力もある一方で、医療機関でホルモン剤を処方してもらいやすい言い方や、親を説得しやすい言い方のアドバイスもあるのだそうですから恐ろしい限りです。もちろん、そうしたことに異を唱える医療関係者もいるのですが、そうした方に対してトランスジェンダー活動家が勤務先に契約解除を求めたそうです。勤務先も勤務先で、言われるままに契約を解除してしまうのですから困ったものです。

 

 カリフォルニア州の教育委員会ではブルック・ペシン。ウェドビー著「Who are you? The Kid’s Guide to Gender Identity」という本を幼稚辺への読み聞かせに向いていると紹介しているそうです。この本では様々な性の選択肢を提示しており、トランス、クィア、ノンバイナリー、ジェンダーフィールド、トランスジェンダー、ジェンダーニュートラル、アジェンダ―、ニュートロワ、バイジェンダー、サードジェンダー、トゥースピリット、、、、とまだまだありそうですが、こんなことを幼稚園児に教えるなんて狂気の沙汰としか思えません。カリフォルニア州教育委員会は「それぞれの性に期待される振る舞いに対する社会通念を、幼稚園で払拭しておけば、小学校以降での寛容さや包括性、いじめに反対する環境の土台を築くことができます。」と言っているそうです。「社会通念の払拭」は小幅修正で徐々にやって頂きたいものですね。幼稚園児の教育から一気に変えてしまうのは、もはや社会の転覆を目指しているのではと思えてきます。

 

 また、全米教育委員会、カリフォルニア州、ニューヨーク州、ニュージャージー州をはじめ各地の多くの学校では生徒が学校で「自分はトランスジェンダーだ」とカミングアウトした時に、それを親には知らせないという方針なのだそうです。どうして知らせないのかと尋ねると「親への通知は生徒のプライバシーの侵害にあたるから」と答えたそうですが、なんとも過剰な話で、「過ぎたるは及ばざるがごとし」とはこのことだと思います。

 

 そうした境遇に晒されて、「自分はトランスジェンダーだ」と刷り込まれてしまった少女たちは、ホルモン治療、乳房切除手術を望むようになります。しかし、そうした希望も、本人がどうしてもやりたいというよりは、SNSの仲間やインフルエンサーに認められたいという承認欲求からくるものなのでしょう。

 

 さらに続きます。