YouTubeで「衆議院議員補欠選挙・東京15区(2024) なんで立候補したんですか?【ネット討論会】」を観ました。公益社団法人東京青年会議所とYouTubeチャンネル「ReHac―リハック【公式】」の共同開催です。青年会議所は私が在籍していた頃から各地で公開討論会を開催しておりましたが、時代は変わってYouTubeで配信されるのですね。
司会は東京青年会議所の高橋一八氏。どういうポジションの方かと調べてみたら江東区委員会の委員長でした。ファシリテーターは高橋弘樹氏。存じ上げませんでしたがリハックを解説した方で、かつてはディレクターとして「家、ついて行ってイイですか?」等の番組を作成していたそうです。
9名の候補者の中で、立憲民主党の酒井菜摘氏が欠席でした。スケジュール調整が大変なのは理解できますが、流石にここを欠席するのは痛いのではないかと思います。また、NHK党の福永氏は「立花さんに頼まれて立候補することにしましたが、来週からエベレストに行く」と言っていました。これじゃ選挙にならないのでしょうが、ガーシー議員といい、NHK党はなんともやる事が破天荒です。
つばさの党の根本氏は存じ上げなかったのですが、29歳とお若い方です。優秀な方のようですが、「日本がカルト牛耳られている」と主張していました。彼のいう所のカルト宗教は統一教会、創価学会でしたが、創価学会の影響力はもとより、統一教会のあのおかしな報道を本気にしちゃっているのかと思うとちょっと興ざめでした。また、つばさの党の党首・黒川敦彦氏は、かつて参政党に選挙妨害を繰り返していた方でしょう。今回も根本氏による選挙妨害に近い行為があったようです。何がしたいのやら理解できません。そんな悪印象でしたが、安全保障についてはNATO加盟国の条文と日米安保の条文を比較したり、核武装を堂々と論じたりしているところはご立派でした。
秋元司氏が遅れて登場しましたが、自らの事件に言及して「完全なる検察のでっち上げ事件」と言っていました。さらに、「特捜がやった事件というのは、基本的に国策になってしまいますから、裁判所との癒着がひどすぎるので、裁判所は基本的に特装のやったお事にお付き合いをするということが慣例になっている」とも言っていました。ちょっと、全体の論点とは違うのかもしれませんが、ここがインパクトあり過ぎて、秋元氏の他の主張が入って来ませんでした。
長くなりましたので、明日に続きます。