富士山が見えない | 野村孝博のブログ

野村孝博のブログ

ブログの説明を入力します。

 中国資本のホテルが隣人宅のヒノキ23本を無断で伐採したそうです。理由は「富士山が見えないから」。富士山が見渡せる観光地では、中国資本によるホテルや旅館の買収が加速度的に進んでいるのだそうです

 

 ホテルの隣人は一昨年の別荘用地としてホテルの隣地を購入、立地としてはホテルと富士山の間に、別荘用地と河口湖がある状態だそうです。そしてこのホテルは「富士山の眺望」をアピールしているものの、実際に富士山が見える客室は数室だけで、宿泊者から不満も出ていたということです。いやいや、そんな状態で富士山の眺望をアピールしてしまうのですから、なんとも図々しいです。一応、お客様の不満については解消しようと動くんですね。しかし、他人の土地の木を勝手に伐採するとは凄まじいです。しかし、よく読んでみると三木まで伐採したわけではなく、枝をきれいに切っただけの様でした。これで「伐採された」と書いてしまうと、根元から伐採したかのような印象を受けてしまうので、ちょっとそうした記事の書き方はどうかなと思いました。              

 

 一応、事前に交渉はあったようです。別荘用地を購入した方がホテル側から面会を依頼され、通訳を通して、木を伐採してくれと頼まれていたということです。もともとこの土地は雑木林で、20メートル以上のヒノキが300本立っていたとか。別荘を建てるために伐採はしたものの、周囲から家が丸見えになるのを防ぐために一部ヒノキを残していたのだそうです。別途、塀を立てるという代替案もあったものの、最終的にホテル側は塀の金額を半分しか出さないということで交渉は決裂しています。

 

 決裂後に枝を伐採されて、ホテルからある程度富士山が眺望できるようになったようですが、その後、今度は30本の木の根に穴をあけられ、そこに除草剤を注入されたということです。最初は記事の書き方も大げさに思えましたが、この所業はひどいものですね。記事には「日本の常識を無視して大陸の感覚で物事を強引に進める」とありましたが、これが「大陸」の感覚なのでしょうか。流石に大陸の方にもちゃんとした方がいると思いたいですが、なんとも嫌な感じです。

 

 河口湖といえば、個人的には学生時代にサークルの合宿でお邪魔したKARAWAYです。こちらも中国資本に買収されてしまったかと思い、検索してみると「廃墟検索地図」というサイトに掲載されていました。全然知らなかったのですが、カシオペヤも利用していたことがあるということでした。懐かしいですが、残念ながらすでに解体されてしまったそうです。