不要不急 | 野村孝博のブログ

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 新型コロナウイルスの影響で、自粛モード全開、とうとう外出まで控えるべきという論調になってきましたが、そうした中で頻繁に使われるようになった言葉が表題の「不要不急」です。一応意味を調べてみましたが、文字通りで「重要でなく、急ぎでもない」という意味でした。

 

 これも中々曖昧ですね。都会では自殺する若者が増えていると社会で問題視されていても、君のところに行きたいのに雨が降っていて傘がないことの方が重要だという人もいるわけですから、物事の重要度というのは、人によって大きく違うということでしょう。

 

 今週末、というか日曜日に、上野でキャリーバッグが安く売っているという話を聞きつけたので、妻と一緒に買いに行こうという話をしておりました。昨年、壊してしまったのですが、なかなか買う機会が無く、いや機会をつくることをしなかったところに安売りの話を聞いたのですが、これはもう不要不急で間違いないでしょう。

 

 難しいのが外食や呑みに行くなどの話ですが、頻繁に会っている仲間と少人数の呑み会というのは不要不急とは言えないと思いますが、数十年振りに会う予定だったというのは結構重要かと思います。でも、数十年振りと言えど、近所に住んでいるのなら重要度は下がるでしょうし、遠方に住んでいるのなら、現状はその移動も自粛すべきですから、やっぱり不要不急でしょうね。

 

 一番難しいのが仕事です。どんな仕事も社会にとって重要なものですし、私自身も土曜日が仕事なので見事に週末の自粛要請に引っかかってしまいます。車通勤に切り替えたし、通勤させてもらえるとありがたいですね。40㎞弱の移動なので、途中何処にも寄らないことを約束します。決算月だし、いろいろとやることがあるのですが、客観的に観た仕事の重要度というのは、主観的な物とは大きく違ってくるでしょう。

 

 こういう時の、社長の仕事というのは判断になってくるので、テレワークが可能かと思います。移動が必要なのはやっぱり現場で動いてもらう従業員たちではありますが、こうした事態で、社長だけテレワークなんてするよりも、しっかりと現場を目で見て判断を下さないとよろしくないのかと思います。特に我々の業界はテレワークのやりようがありませんので、社長一人の動きもご勘弁いただけないかと思います。

 

 とながながと言い訳しましたが、土曜日、出勤します。