昨年の12月初めの寒波が嘘のような中旬、年末にはまた多少寒さが戻ったものの、年明けからも北国特有の冬のご挨拶「今日はしばれるねー」が、どうもピンと来ない毎日です。
皆様には日頃より大変お世話になり、お歳暮、お年始と沢山お買い求め戴きました。
心より感謝申し上げます。
 先日、アメリカの前副大統領、ゴア氏が、地球温暖化防止のキャンペーンの為に来日、
近々、ゴア氏の世界各国での活動を追ったドキュメンタリー映画が封切られるそうです。
テレビでもあの阪神淡路大震災と共に、アメリカの異常な暖冬からの急激な寒波のニュース
が流れていました。
この前の北西太平洋千島海溝で発生した大地震、津波警報が発令されたにも係らず、
高台に避難する人が少なかったとか、(実は私もなのですが)「Remember 阪神淡路、奥尻島沖」 ! ! だと思います。
世界を襲う天変地異の頻発、巨大化は何を物語っているのでしょうか? 新種のインフルエンザ
の発生にも繋がっているのでしょうか? ・・・・・・。地球のリズムを崩しているのは間違いなく
私達人類です。
 テレビの「ディスカバリーチャンネル」で「ベーリング海の一攫千金」と言う番組が放送されて
いますが、蟹籠漁のドキュメンタリーです。機会があったら是非ご覧になって頂きたい、まさしく
命がけの漁、日本の北洋サケマス漁が花盛りの頃も同じだったでしょう。
蟹の資源が激減し、命をかけるに値する魅力が薄れる事のないよう、資源の復活・管理の重要性を感じています。
 私ども「網元浜造り」は、自前の定置網で捕った、イカ、サケ、イワシ、サバ、マグロなどを加工して皆様にお届けしております。
急激に減少している漁業資源、数十年から百年サイクルで起こる日本近海の魚種交代には、
アリュウシャン低気圧と北極振動が大きく関連している事が最近の研究で明らかになりつつあります。
資源の乱獲と異常気象を加速させる人為的二酸化炭素の増加、・・・・「漁師が漁師でなくなる日、漁師がいなくなる日」、こんな日が目と鼻の先の近い将来あってはならないことです。