こんにちは 野村珈琲です
鎌倉の山奥 北鎌倉台商店街にひっそりと佇む喫茶店です
自家焙煎したコーヒー豆をネルドリップで淹れております
今回は焙煎のお話しの続きです
焙煎風景1についてはこちらから
焙煎所の風景です
元々は私の趣味部屋でした 今でも好きで集めたアンティーク品が並んでおります
大部分は店舗のほうに移動してしまいましたが個人的な趣味のアメリカンなものは残っています
1900年代初頭の大量生産などが行われていない品々に魅了されています
焙煎機をネジロースターで選んだのも武骨な造り、手作り加工など職人の顔が見えた品であることが理由です
焙煎方法としては都市ガスで強火の短時間焙煎を行っています
猿楽さんに焙煎を伝授していただきましたが
もちろん見ただけで同じコーヒーができる訳はありません
今までカセットコンロで焙煎したり、野外で焙煎したりなかなか思うようには焼けませんでした
自分なりに火加減や投入量を調整してはずっと悩んでおりました
お店を始めた当初は藤沢の豆吉さんからコーヒー豆を仕入れており
妻が豆を買いに行った際に焙煎のこと、抽出のこといろいろ学ばせていただきました
焙煎した豆を見てもらったこともあります そこで火加減が弱いなどアドバイスをいただき
大変参考にさせていただきました (本当に惜しげもなくご教授いただきました)
教えていただいたことを実践したり、自分でアレンジしたり
カットアンドトライを繰り返してやっとのことでお店で提供できるようになりました
猿楽さんと豆吉さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです
やっと自家焙煎珈琲店と言えます
あと私はお会いしたことはないのですが横浜の磯子に店舗をお持ちのスリーペンギンズさんにも
ご来店いただきさまざまなアドバイスをいただきました ありがとうございました
猿楽さん豆吉さんにもご来店いただきました
焙煎風景
焙煎している際に着用している作業着は
普段から愛用しているDjangoAtourが出しているツナギを使わせていただいています
1900年代初頭 フランスあたりの作業着をイメージして作られており
動きやすくてさらに丈夫ですし何よりも職人魂をくすぐられる拘りのデザインです
ジャンゴさんいつもありがとうございます
焙煎した深煎りコーヒー
多くの豆は2ハゼ終了あたりで上げています
お店では中深煎りなども出していますが
個人的には手廻しならではのコク、苦さ、甘さのバランスが取れた深煎りコーヒーが大好きです
焼きたての高品質の豆を抽出して飲むと産地による特徴が前面に出てきて
同じコーヒーとは思えないくらいの違いを感じられます
コンビニコーヒーやチェーン店では絶対に味わえない違いです
エグみもなく逆にブラックで飲んだほうがコーヒー本来の甘味を感じてすっきりと飲むことができます
特に冷めた頃合いに本来の味が楽しめます
焙煎は 豆の色、温度変化、煙の臭い、ハゼの音、時間間隔などから
判断していく作業です
よって五感を研ぎ澄ませることが重要になってきます
風邪や花粉症になったら焙煎作業にも大きく影響するでしょうし
やっぱり何をするにしても健康第一ですね
日頃からなるべく化学調味料を取らないように気を付けたり
匂いのきつい洗剤を使用しないように心掛けております
まだ通過点ですが近道などありはしません
ただコツコツと続けていくしかないと思っています
コーヒーの先輩たちと野村珈琲を選んでいただいたお客様に感謝しながら
今日もシャカシャカ 焙煎させていただきます
今後ともぜひ宜しくお願い致します
店頭とオンラインショップでコーヒー豆の販売もしています
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★北鎌倉台商店街にある喫茶店 インスタ