人生の転機♪
今回の舞台でご一緒させて頂いています、大阪の役者の先輩が持って来て下さいました。
『昔、ご一緒したんですよ』と。
23歳の時、初めてドラマの主役をやらせて頂いた作品『花らんまん』。
10代の終わりから53歳位までの人生を、困っている人を見たら、知ったらほっておけない実在した女性の役。
毎朝8:30~30分、半年間の放送でした。
この作品が決まっていなかったら、今、女優はやっていなかったも知れません。
女優になった20歳時、決めた事が1つありました。
3年間女優をやってこれ!と言うものに出会わなかったら、銀座に行こうと。
高校生の時の通学中、五木寛之氏,渡辺淳一氏、半村良氏のあらゆる作品を読んでいました。
その影響で、何か未知の世界の銀座に惹かれていたのです。
が、ちょうど決めた3年後、この帯ドラマの主役が決まったので、『神様が銀座ではなく、女優の道を歩きなさい』。
そう言っているんだなぁと、それから15歳の時からなると決めていた女優に集中。
そして銀座への選択肢は、無くなったのです。
そんな人生の岐路にもなった作品の台本を33年振りに触りました。
懐かしい。
毎日平均3時間の睡眠で頑張っていたあの日々を思い出しました。
台本を開いて、私の役『巴(ともえ)』の台詞を口にしてみました。
昔、口にした言葉。
感動。
凄く嬉しい。
凄く全てのタイミングに胸が熱くなります。
ありがとう。
本当に全てにありがとう。
まみ