8月17日(木) WES定例会として、鶴橋コリアタウンへ

大阪コリアタウン歴史資料館での学習会に参加しました。

 

高館長さんに、歴史資料館が設立された経緯や猪飼野という地名であった地域の歴史・変遷について1時間弱説明していただきました。

 

在日コリアンにフォーカスするのではなく、大阪コリアタウンが、地域の中でどのように変遷してきたかを重要視した、とのこと。

1930年代~在日コリアンを支える市場であり、2003年~は冬ソナでおばちゃんたちの注目するところとなり、2000年代~は日韓ワールドカップ開催や若者たちのKポップ、Kカルチャーへの新たな韓流ブームによって、今では、コリアタウンは、年間200万人が訪れる一大観光地になっています。

今日も結構な数の観光客がいましたが、日曜日など本当に多くの人たちが訪れています。

 

「日韓の歴史を語る場」が必要である共通認識の下、コリアタウン歴史資料館が設立されたわけです。

展示は、コリアタウンの歴史を知るために、現在から過去へさかのぼる形をとってありました。

お話を聴くのが中心で、展示についての説明もしていただいたので、かなり理解はできたの思っているのですが、またゆーっくりと展示を見に行きたいと思っています。

 

 

閉校になった御幸森小学校についての特別展「みゆきもりくんものがたり」

 

資料館入り口の前には、「共生の碑」裏面には、金時鐘(キムシジョン)さんの歴史館設立に対する思いが込められている詩があらわされています。感動したので、ファイルや本も買って帰りました。

 

「ワタシタチハニンゲンダ」の監督の高さんの本でした。

 

歴史館を後にして、御幸森小学校校舎を利用してできたいくのパーク、そこの喫茶室みゆきもりで昼食を食べながら交流しました。

御幸森通りのにぎやかさはなかったのですが、いくのパークのこれからを楽しみにしたいと思いました。