今任期最後の総務委員協議会

枚方市議会は、定例月議会の前に、各常任委員会の協議会が開かれます。協議会なので、気軽に質疑できますが、議事録は作成されません。

協議会前は、担当者が説明に来てくれます。その中で、質問したりするので、協議会での質問はしなくてもよくなったりします。

以前は、協議会の事前に質問通告等せずに協議会に臨んでいた議員さんが多かったと思うのですが、最近は、事前にどんな質問なのか、を通告されている議員さんが多いです。私は、協議会中の質疑を聞いていて、「それは⁈」という時にはもちろん質問しますが、事前に質問を用意することは、あまりないのが現状です。

 

総務委員協議会以外の委員協議会は、お昼をまたいで行われたのが多かったですが、総務委員協議会は、案件数も一番少なかったので、午前中で終わりました

 

2月16日(木) 

今任期最後の総務委員協議会でした。

案件は

1)消防団員の確保に向けたとりくみについ

 「枚方市消防団員の定員、任命、服務等に関する条例」の改正により、消防団員が一定期間活動できない場合でも、退団することなく、在団できるよう休団制度を新設、同時に入団の年齢要件緩和を実施する。

2)長期財政の見通しについて(普通会計)

 2022年度~2034年度を算定期間、京阪本線連続立体交差事業や枚方市駅周辺再整備事業といった投資的事業が集中することや、新たに実施予定の中学校の全員給食や小中学校における支援教育の充実、子ども医療費助成の拡大などに要する経費を反映していますが、実質収支については期間を通じて10億円台の黒字を維持できると見込んでいる。市債残高は2024年度をピークにその後は減少していくと見込んでいる、とのこと。

 

3)ロジックモデル等を活用した事務事業の見通しについて

 既存の事務事業をより効率的・効果的な事務執行としていくため、2021年度及び2022年度においてロジックモデル等を活用した事務事業の見直しにとりくみ、2023年度における見直し内容の取りまとめが報告されました。

 

4)枚方市指定管理者制度における外部評価の導入について

 現在、指定管理者制度導入施設においては、制度の購入効果が最大限に発揮されるよう、当該施設の管理運営状況について指定管理者及び所管部署によるモニタリングを実施し、管理状況の改善や市民サービスの質の一層の向上をはかっているところです。このモニタリングについてより適性を期すため、客観的な視点も取り入れることを目的に、新たに外部有識者による評価を導入する。

 

5)大阪・関西万博を見すえた観光施策の推進体制について

 地域資源を活用した観光事業を地域経済活性化に結び付ける旗ふり役として観光地域づくり法人(DMO)の設立に向けた調整を進めていて、観光施策の担い手でもある枚方文化観光協会との連携も含め、2023年度からの観光施策の推進体制について報告されました。

 ⇒文化観光協会のボランティアガイドには、中宮平和ロード等平和に関するボランティアガイドもいるので、観光施策の中には、枚方市の平和ガイドマップなどの平和に関するものも位置付けるべきであると、意見を述べました。

 

6)金融機関における公金収納について

 現在、指定金融機関等が行っている公金の窓口収納事務は、非効率・高コストの書面・体面をベースとして業務が多いことが指摘されている。公金の窓口収納事務における本市の対応について報告されました。

 

以上