https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2023011317903

 

金曜日の夜のNHKEテレで放送されている「バリバラ」という番組とっても気にいっています。

公正な社会を、インクルーシブな社会を築いていくために、様々な困難を抱えている人たちの困りごとを明らかにされています。

当事者が出演されるので、理解につながる学びの場となっています。とっても大切な番組だと思っています。

 

そこで、昨日の番組は、ジュネーブでの国連障害者権利委員会での様子とともに勧告について言及されました。

先週の「どうする?!日本の精神医療」に続いて、今週は「インクルーシブ社会の実現への課題」でした。

 

私が一般質問にとりあげたことは間違っていないことを再度確認することができました。

「インクルーシブ教育とは障害のあるなしに関わらずだれも排除されないともに学べる教育」との説明があり、

当事者の発言に、「一緒にいるだけではだめで、特別教育支援員がお世話係みたいになっていて、周りのクラスメートとの間に壁ができていた。高校では、教員との普通の会話があったことから、周りのクラスメートも話しかけてくるようになり、今でも続く友人ができている。(要約)」「自分は障害があっても勉強ができるので、通常学級にずっといたが、そんな私でも特別支援学級に行っている子に対して、同じ仲間と思えなかった。(要約)」ことがありました。

クラスの中で、どのように関係性を創っていくかがとても大切で、学校環境の課題ともなっているとつくづく思いました。

 

「『最初の分離』は『一生の分離』」とよく言われるので、大人になった社会でもいろんな人がいるってことが、当たり前になっていくためには、インクルーシブ教育が『肝』になると改めて思った」という出演者の言葉に教育行政はどう応えるのだろう。

 

NOTHING ABOUT US    WITHOUT ABOUT US

私たちのことを 私たち抜きで決めるな