4月28日 ゴールデンウイーク前日

16:00~

おおさかヒューマンライツ自治体議員の会 2022年度学習会

に参加

学習会は、「SDGs×人権×自治体」というタイトル

講師は、岡島克樹さん(大阪大谷大学 人間社会学部人間社会学科学科長・教授)

講演の柱立ては、①日本におけるSDGs理解の新党とその傾向

②あらためてSDGsとは? ③自治体によるSDGsへのとりくみ

 

前回の市議会議員選挙の活動時に、SDGsのことを知り、ジェンダー平等など人権重視されていること、国連で採択されたことなので、国としてもとりくんでいかなければならないこと、を認識しました。これは当たり前のようで、そうではない現実があり、画期的なこととして私には映った訳です。

私としても、このSDGsをベースにして、何を為すべきかを考えていきたい!と思い、演説では、SDGsのことをとりあげ、「誰ひとり取り残さない」枚方をつくりましょう!と述べていたと思います。

特に、「ジェンダー」という言葉を教育現場で使えなかったこともあり、ジェンダー平等を遠慮せずに(誰に遠慮していたのかもわからなかったんだけど…)言えることが嬉しかったです。

 

その時の思いが、今回の講演を聴いていてよみがえってきて、私のSDGsについての認識は間違っていなかったのでは、あらためてエンパワーされた感を持ちました。

 

自治体によるSDGsへのとりくみは、人権重視性を踏まえてどう取り組んでいくのかが課題となります。

「権利保有者(例えば、子ども・シングルマザー・生活困窮者等)をエンパワーし、権利要求できるようにし、これを責務履行者が聞き、その権利要求を尊重・保護・充実させる取組を行い、その取組が不十分であれば、また権利保有者が金利要求するという仕組みを構築・制度化させることが、社会の持続可能性向上につながる。」

地域社会の中に制度化していく⇒持続可能な社会となる

要するに、「取り残される」傾向がある人々(子どもたちや女性、障害者、高齢者等)のエンパワメントにとりくんでいる組織(公共施設や市民団体)はどこか、また、それらの能力とはどのようなものか、を特定することが次のステップになるであろう。そして、その組織への支援が重要となる。」と・・・

グローバル指標をローカル指標に変え、とりくみを行っていけたらいいですよね。

あらためて、SDGsのとりくみについて言及していきたいです。

 

後半は、村井康利部落解放同盟大阪府連合会書記長から、

「大阪府インターネット上の誹謗中傷や差別等の人権侵害のない社会づくり条例等の動向について」の報告を受けました。

講演も報告も重要な課題で、有意義な時間となりました。

 

北河内地域メーデーに参加するため、最後までは聴けず、途中退席しました。

 

第33回連合大阪北河内地域メーデーは、3年ぶりに開催されました。ただ、組合員の皆さんにはオンライン配信での開催となり、私たちフォーラム議員は、配信場所の枚方市総合文化芸術センター小ホールに集まり、配信を見ておられる皆さんを意識しながらステージに着席していました。

開会宣言、メーデーの歴史の動画視聴、主催者・来賓紹介挨拶があり、フォーラム議員団紹介、メーデー宣言を採択し、団結がんばろう!を行い、閉会となりました。

どんな形であれ、地域メーデーが行われたことは意義あることだと思います。