1月11日 全国フェミニスト議員連盟主催
第11回女性議員パワーアップ集中講座にZOOMで参加しました。会場は東京ですが、昨年もZOOMだったので、連続参加できたことがまず嬉しいです。
講座Ⅰ
地方自治体でもここまでできる・LGBT施策の最前線~世田谷区の事例から
講師:上川あやさん(世田谷区議会議員)
2015年11月、渋谷区とともにパートナーシップ制度を立ち上げた世田谷区でのとりくみ経過、具体的な内容等の報告
2003年4月に初当選した上川議員の初質問が、役所での書類の不要な性別欄の削除だったそうです。
私と同じ2003年初当選です。
資料は、膨大でしたが、丁寧に報告されました。
性的マイノリティを含む差別解消条例の制定
性的マイノリティを特化するのではなく、施策の対象にあたりまえに位置付けることの重要性、そして、市役所職員だけでなく、教職員対象、中小企業など、「多様性を認め合うこと」についての研修などのとりくみについても話を伺いました。
講座Ⅱ
表現の自由と女性差別
牟田和恵さん(大阪大学 コミュニケーション社会学ジェンダー論)
公的広報における表現をめぐり、「公共機関である警察署が、女児を性的対象とするようなアニメキャラクターを採用することは絶対にあってはならない」という考え方、及びフェミニスト議員連盟に対しての批判の整理をきっちりとしていただきました。
内閣府男女共同参画局からは、アンケート結果からアンコンシャスバイアスについての分析等、報告してもらいました。
内閣府男女共同参画局HPにそれも詳細に掲載されています。
https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/pdf/seibetsu_r03/01.pdf