8月22日(日)標記の集会に参加してきました。

どこかの会場に行って、集会に参加するのは久しぶりです。

ZOOMも用意はされていたのですが、ちょっと手間がかかりそうだったので、PLP会館に行くことにしました。

 

 

沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんが来阪しての集会だったので、直接ご本人からお話を聴きたい!という思いも強かったです。

具志堅隆松さんは、40年近く遺骨収集を続けておられます。「ガマフヤー」というのは「遺骨収集をする人」という意味だそうです。

沖縄県庁前で3月1~6日、6月19~23日に南部の土砂を使った埋め立てに反対するハンガーストライキをおこない、8月14~15日には、靖国神社の前でハンストを行われたところです。

6月23日(慰霊の日)、8月15日は、みんなが戦争について考える日だから、ハンストを行ったら、多くの人に認知されるようになる、と考えられたそうです。

 

具志堅隆松さんからは、枚方市議会議長あてに陳情書が届いていて、その写しが配布されていました。

要請内容は、人道的見地から、沖縄防衛局による「沖縄本島南部からの埋め立て用土砂採取計画」の断念を国に要請すること

 

国のために尽くした犠牲者の骨や知のしみ込んだ土砂を埋め立てに使うなどあってはならないことです。戦没者への冒涜です。ご遺族に説明のつくことではありません。
今回の「埋め立て用土砂採取計画」の撤回要請は基地の建設に賛成か反対かではなく単純に人道上の問題です。

 

もっともなことだと思います。

 

沖縄戦で亡くなった77458人の日本兵は全国から沖縄に派兵された青年たちです。このことは沖縄だけの問題ではなく、全国の問題です。 

 

本当にその通りです。

 

世の中に「これは明らかに間違っている」ということはそう多くはありません。しかしこれは明らかに間違っています!

 

まったく!

 

 

遺骨がもどってきて、ようやく亡くなったことを受け入れることができると思うのですが…

遺骨収集の写真を見せていただきながら、その説明に、胸が詰まる思いでした。普段は写真を撮らないのだが、国の緊急雇用対策事業で、遺骨収集にホームレスの人を雇用されたので、事業を行ったことを残しておくために、写真を撮られたそうです。

 

「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」2016年4月1日に施行。

その法律に則り、政府が主体となって戦没者遺骨収集を実施することが求められます。

 

他にも、陳情書を出されたり、市議会のロビイング活動をされている方からもお話を伺いました。

23日には、「9月議会での『遺骨土砂問題』意見書採択をめざす緊急市民作戦会議」に参加致しました。市民の方、前向きに活動されているのを知り、パワーをいただき、気づきも多かったです。

今できることを行おうと思っています。