GWは、明日を残すのみですが…4月のまとめをしてみました。

オンラインセミナー

 

3日 日本で生きる! 移民・難民とその家族に在留資格を!

 入管法改正(案)は本当に「改正」なのか、と在留特別許可に係るガイドラインの説明、改定ポイントの説明をされ、難民申請に対する認定率が非常に低い日本ですが、様々な事情を考慮することなく、簡単に送還してしまっていいのか、疑問に思いました。収容されている人たちの人権侵害も問題です。亡くなられた方もいる…。

コロナ禍で窮地に追い 込まれる⾮正規滞在者についても詳細に、今求められているのは、正規化と移民政策であることを強く訴える内容でした。

 

6日 ジェンダー平等推進本部合同会議

 1.「生理の貧困」について政府よりヒアリング

 2.「DV 対策の今後の在り方/男女共同参画会議女性に対する暴力に関する専 門 調査会」について政府よりヒアリング 

 3.国連の女子差別撤廃委員会が日本政府に送った見解の文書を外務省が 2 年以上も放置していた件について政府よりヒアリング 【外務省】 石川 真由美 総合外交政策局女性参画推進室

 

10日 女性参政権行使75周年記念 オンライン・トークフェス 増やそう、女性議員! つなげよう、女性のチカラ!

 パリテ・キャンペーンのとりくみをふりかえり、後は、4月10日のブログをみてください。

 

14日 Choose Life Project What‘s “No means No”? 性暴力の刑法改正に向けて、何が議論されているのか

永井玲衣(MC/哲学研究者) 山本潤(一般社団法人「Spring」代表理事) 寺町東子(弁護士) 鶴田七瀬(一般社団法人「ソウレッジ」代表)の参加者によって、

2017年の性暴力に関する刑法改正で積み残された課題について、更なる見直しが議論されているがその行方は?”No means No”とは何かについても、参加者がそれぞれの立場で発言され、理解を深めることができました。

 

15日 シリア内戦から10年 第2回故郷シリアを思うとき 難民となり、生きる人々は今

 パルシックから案内をいただいていて、1回目は内戦前のシリアの状況を、そして2回目は、難民生活およびパルシックのシリアでの活動等報告されました。

 

18日 特別企画「#教師のバトン」から声を上げよう!

 匿名で顔出しせず、教員の働き方改革を訴えてきた斎藤ひでみさん、今では、堂々とSNSで訴えておられるわけですが、文科省が始めた「#教師のバトン」に教員の悲痛な声が溢れ、とうとう先生たちが声をあげ始めた!と。まずは、思いを共有。

 

20日 セミナー コロナ禍の生活支援の現場~これからの自治体議員が持つべき視点~(政務調査費)

 第1部基調報告「コロナ禍で何が起こっていたのか」 稲葉剛さん(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事・立教大学)

 つくろい東京ファンド:路上生活者にまず安定した住まいの提供(ハウジングファースト)。“STAY HOME”で深刻化する 「自宅格差」 【HOMEとは】 ・安定した住まい ・安心できる人間関係 1.安定した住まいの有無 2.住まいの広さ、設備による格差(学力格差) 3.安心できる人間関係の有無(DV、虐待の悪化)

東京都「子供の生活実態調査」から明らかになる生活困窮者の子どもたちの状況もデータで示され、ネット環境や居室数等、学力格差につながっている。

コロナ感染症に対する情報等、困窮者にとって情報格差もある。(食料配布・炊き出し等)

コロナの前は、60歳過ぎの人とかも多かったが、コロナ禍の今、20~40代若い人や女性も多くなった。携帯が止められていて、フリーWi-Fiの所でメールを使う。アウトリーチが必要。

生活保護申請も増えるが、扶養照会(家族に知られたくない、家に戻ることになっても結局居場所ではない等)がハードルになっている。申請者の意思自己決定権の尊重。

 「ステイホーム」する家がない ――。コロナ禍による派遣切りに遭い、ネットカフェなど拠り所を失い、追い詰められ、助け を求める人たち。対する行政の 「水際作戦」の横行。緊急事態 宣言発出日以降の支援者から浮かび上がる、福祉の貧困が明らかになっている。等詳細に報告されました。「コロナ災害」と呼んでいる、のに納得。

 第2部パネルディスカッション「自治体に期待される生活困窮者支援の今後」

 コーディネーター:おぐら修平足立区議会議員(4期) ご自身非正規で働いていた。学生時代、炊き出し等のボランティア活動。

 パネリスト:稲葉剛さん、赤石千衣子さん(NPO法人しんぐるまざぁず・ふぉーらむ理事長)

赤石さんも稲葉さんも団体の専門性での立場からの発言をされました。

赤石さんは、ひとり親の困難さ、生活保護の前に、児童扶養手当があり、現況調査時の問題点を強調されました。特別給付金から明らかになった問題、食糧支援のこと、共同親権の問題等々、コロナ禍の中、ひとり親困窮者の問題が長期化する。

国家の義務は、この国に住むすべての人に食べさせること=生存権です。

稲葉さん:20~40代の非正規雇用の男性の相談が多く、繋いできた住宅支援、一時生活支援事業:東京都はビジネスホテル提供、他の自治体では実施されていない。個人が使える支援制度を当事者で知っている人は少ない。情報格差がある。

最後に生活保護制度に言及し、水際作戦が激化する中、厚労省からは緩和されている通知が出されているが、現場での周知がされていない状況でもある。生活保護Q&A生活保護問題対策全国会議 生活保護申請支援システム「フミダン」で調べることもすすめられました。

 

 22日 パルシッククラウドファンディング報告会「私の名前はタグリード 羊を守り、ガザの暮らしを守りたい」

 ガザで、羊を育てることを生業とする女性たち、ready forで応援寄付したのですが、ガザ地区に住むその女性たちのたくましさが眩しいです。

 

 

23日 裴奉奇(ペポンギ)さんを記憶する人々~在日朝鮮人と沖縄の住民~

 動画は、音がいまいちで、聞き取りにくかったのですが、裴奉奇(ペポンギ)さんの生きざまに触れることに、資料も十分にあるので、復習も含め勉強会できたら…とも思います。後に音がちゃんとしている動画を配信していただいています。