コロナ禍の中、集会や研修等大人数が集まることができないので、オンライン(ZOOM・You Tube)でのイベントが増えています。

出かけるわけではなく、家でパソコンに向かうだけなので、ついつい申し込んでしまいます。

 

20日は、13~15時の立憲民主党「自治体議員ネットワーク」結成総会・講演会が急に決まったので、先に申し込んでいた14~16時のオンラインイベント「第15回子どもの貧困対策情報交換会~長期化するコロナ禍で深刻となる若者・子どもの生活~」と重なる時間は両方聴く状況になりました。

なかなか集中することは難しかったですが、講演会は、資料が手元にあったので、何とか自分なりに得るものが両方からありました。

 

19時~21時は、オンラインフォーラムVol4「男女共同参画とSDGs」「コロナ禍の女性たちの困難と第5次男女共同参画基本計画」を視聴しました。

「第5次男女共同参画基本計画」のパブリックコメントには、今回多くの声が寄せられ、答申で反映された内容もあるそうです。

1:「第5次男女共同参画基本計画の概要」 内閣府担当者

 11月11日に男女共同参画会議答申の第5次男女共同参画計画策定にあたっての基本的な考え方を説明されました。「就活セクハラの防止」「ひとり親家庭への養育費の支払い確保」「女子生徒の理工系進路選択の促進」「不妊治療の保険適用の実現」「緊急避妊薬について検討」等々、具体的な内容があげられていました。


2:「コロナ禍のひとり親家庭の状況」(NPO法人しんぐるまざあず・フォーラム理事長赤石千衣子)

 赤石さんの報告は、コロナ禍における実態が、調査によって明らかになるので、とてもつらくなってしまいます。

 ・新型コロナにより7割の母子世帯が影響を受けた。

 ・7~8月にも会社の指示で、待機、休業、出勤制限しているシングルマザーは3割程度おり、解雇や雇い止めも増えている。

 ・その結果、40%以上のシングルマザーが減収。生活雇用の悪化による経済的困難は継続しており、今後も困難が増加する可能性がある。

 ・ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給など、追加の手立てが必要。これは年内に支給されることになりました。


3ディスカッション:基本計画の「活かし方」を考える

 国会議員6人の参加があり、それぞれ興味深く聞くことができました。出席者は、自民党(木村やよい議員)・公明党(竹谷とし子議員)・立憲民主党(大河原雅子議員)・国民民主党(矢田わか子議員)・共産党(山添拓議員)・社民党(福島みずほ議員)でした。

 ジェンダー政策については、超党派でできることはすすめるべきだな、と思いました。