11月12日18:30~ 於 近畿ろうきん肥後橋ビル
11月12日から25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。」 そこで関連セミナーが開催されたので参加しました。


 


第1部講演「ILO総会で採択された条約と国際社会における取り組みについて」 講師:国際労働機関(ILO)駐日代表 田口晶子さん
1.暴力とハラスメントーSDGs、ILOでの位置づけについて
2.暴力とハラスメント条約の概要
3.企業にできること
4.100周年を迎えたILOとジェンダー平等の達成
5.今後の課題
についての述べられました。
ILOについて具体的に聴いたのは実は初めてで、持続可能な開発目標(SDGs)とILOとの関わりなど納得し共感する内容です。

2019年6月21日に採択された「仕事の世界における暴力とハラスメントの撤廃に関する条約」(暴力とハラスメント条約)を日本が批准するためには法整備が必要ということで、そのとりくみを進めていかなければなりませんね!

 

第2部講演 「家庭の中で起こる暴力について」 講師:高坂明奈さん(特定非営利活動法人いくの学園副理事/弁護士)
DVの定義や暴力の種類、またなぜDVが起こるのか、モラハラについても説明されました。
弁護士としてかかわった事例の紹介、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV防止法)の説明、離婚時の問題など具体的に示されました。
配偶者からのDVだけでなく、恋人間のDV(デートDV) についても言及されました。

 

講師との交流で質問に答えられ、最後に一言ずつというので、田口さんは、SDGsの「誰ひとり取り残さない」"No one left behind" を強調され、高坂さんは、一人ひとりを大切にする人権意識が重要であることを強調されました。 

多くの参加者の中、男性も多かったです。共有できてるといいですね。

 

最近は、SDGsのバッヂをつけていますが、「女性に対する暴力をなくす運動」期間は、オレンジとパープルのダブルリボンをつけるようにしています。
11月は、児童虐待防止推進月間でもあります。

 

今回参加したセミナーの

主催は大阪府、大阪府配偶者等からの暴力の防止及び被害者支援ネットワーク
共催は連合大阪、近畿ろうきん、特定非営利活動法人いくの学園でした。

また、このようなセミナーがあれば参加したいですね。