20日(木)から、6月定例月議会では一般質問が始まっています。
慣例で正副議長は質問を行わないので、そのほかの30人全員一般質問を行います。新人議員さんたちにとっては初めての一般質問です。

質問順番は、会派の代表のくじで決まります。その後は、順次繰り上がっていくルールとなっています。なんと!私は1番を引きました。連合市民の会がトップバッターとなった訳です。会派内で順番を決め、中武議員が1番に質問に立ちました。私は会派内では2番になったので、全体で5番目でした。
昨日20日に一般質問を終えました。
内容は…
1)タブレットを使った通訳サービスについて

 枚方市では、タブレットを使っての通訳サービスを始めています。手話と外国語10か国語に対応しています。しかし、手話は福祉部窓口に一人おられる手話通訳の人が、タブレットの遠隔操作による手話通訳をされるので、必要な時にすぐに対応できない時もあります。市立ひらかた病院に手話通訳(医療に精通している)の方を一人配置することによって、そこにもタブレットを置くと、対象が増えますので要望いたしました。
2)安心して妊娠、出産できるとりくみについて

 他府県では、妊産婦医療助成制度を行っている自治体があります。大阪府では、まだどこも行っていない制度です。安心して妊娠・出産できるとりくみとして、妊産婦医療助成制度の導入を要望いたしました。
3)少人数学級について

 枚方市は独自で、小学4年生まで35人以下学級を実施しています。加えて全学年で、支援学級在籍している児童も含めての学級定数としています。

 それを、中学まで拡大してほしい要望と中学3年生は、進路指導等もあるので、35人以下学級を要望いたしました。
4)教職員の多忙化解消について

 教職員の多忙化は、様々なとりくみ(働き方改革)を枚方市は、他の市に先んじて行っている部分もあります。しかし、現場の教職員には多忙化が解消の方向に向かっている実感はありません。実感がもてるとりくみを本気で行う時ではないか、といつもより強い目に要望いたしました。
5)人権尊重のまちづくりについて

 部落差別解消推進法・障害者差別解消法・ヘイトスピーチ解消法の施行から3年が経過していますが、国会議員や著名な人の差別発言が後を絶たない現実があります。人権尊重のまちづくり条例を制定している枚方市として、差別を許さない本格的なとりくみが必要となります。ヘイトスピーチ禁止に関して、自治体として条例制定を行っている自治体もあるので、枚方市においても条例制定をするべきではないか、と要望いたしました。
6)国連の持続可能な開発目標(SDGs)実現に向けての枚方市としてのとりくみについて

 SDGsのとりくみが拡がっていると思いますが、私の質問の内容は、17の目標に集約されると思っています。枚方市が17の開発目標の実現に向けて施策展開等を行う必要があるのではないか、「だれ一人取り残さない」枚方市をつくるために、SDGsのとりくみをすすめることを要望いたします。


以上。
1人、答弁含めて30分の持ち時間となります。会派内での調整がOKなので、中武議員の残り時間を少し頂きました。
手話通訳の申請があり、手話通訳者が横で手話通訳をされるので、ゆっくりめに…。

 

任期の初めての一般質問になりますので、力が入りました。
連合市民の会のメンバーは、今日21日は、番匠議員が。
24日(月)は、1番に漆原議員、5番目に奥野議員が質問に立ちます。