2月24日(日)

於 徳島県徳島市ときわプラザ(男女共同参画交流センター)

主催 SAG徳島(鳴門教育大学 葛西研究室内)・あいぽーと徳島(徳島県立人権教育啓発推進センター)・ときわプラザ(徳島県立人権教育啓発推進センター)・ときわプラザ(徳島県立男女共同参画交流センター)・徳島県教育委員会

第6回徳島カラーフリー文化祭―私の色、あなたの色、多様な性の物語―

に呼んでいただきました。

 

プログラム

オープニング

映画「カランコエの花」、終わり方がモヤモヤ感が残ります。それがまた現実なんだと思いました。

演劇(集団たま。さん)朗読劇、名前が表すものとは・・・内容が少し難しかったのですが、力強さに圧倒されました。

SAG企画シンポジウム~同性パートナーシップ制度について~

クロージング

 

シンポジウムにおいて、枚方市のLGBT等に対するとりくみについて を話させていただきました。

 

コーディネーターを葛西先生、シンポジストは特定非営利活動法人東京レインボープライド 共同代表理事 山縣 真矢さん、私が議会で取り上げるきっかけをつくったほそみさん、そして私です。

 

山縣さんは、「中野区に同性パートナーシップ宣誓制度ができるまで」を東京レインボープライドのことや、中野LGBTネットワークにじいろとして市民も行政も議員も巻き込んでのとりくみを話されました。

既にパートナーシップ制度を導入している自治体は、11あります。そして、合計349組が制度の利用を! 導入を予定している自治体が、枚方市を含めて17もあることを知りました。ワクワクするとりくみがパワフルでもあり、枚方市もこのような盛り上がりがあれば…とうらやましかったです。

 

ほそみさんは、ご自身のことを…生きづらさを話してくださいました。でも、自分に向き合い活動も始められ、議員としての私を動かすきっかけをつくられたことは事実です。「あなたの勇気が未来を変える大きな一歩になります」という言葉は素敵ですね!

 

お二人とも2月14日のバレンタインデーに全国で13組の同性カップルが同性婚を求めて国を相手に裁判を起こされたことを取り上げられました。

パートナーシップ制度は、婚姻制度とは全く別であり、その自治体内だけでしか利用できません。法的拘束力がないので、異性カップルが婚姻によって得られるメリットはまったくありません。

 

私は、「枚方市のLGBT等へのとりくみ」について報告いたしました。

「同性婚制度ができたからと言って、損をする人はいない」という研修での藤井先生のことばが印象深かったし、納得したことを述べたのですが、ナターシャ(葛西先生)さんは、そこに突っ込んでこられました。

損をする人がいないのに、なぜ認められないのか?と。

戸籍問題や家族のあり方が政府の望むもの(伝統的家族?)ではないから、未婚のひとり親も同性婚も家族から外されているのだと…等々

あっという間に時間は過ぎてしまいました。

 

 

 

実は初めてパワーポイントなるものを用意しました。

話す内容も原稿に書いていったのですが、意外と時間は早く過ぎ、結局早口になってしまったことを反省しているところです。

 

本当に居心地の良いイベントでした。

SAGのメンバーは、学生さんたちが中心で、手作り感がよかったです。

関東や関西からも葛西先生だから、と集まって来られていて、当事者も多いそうです。

アフターパーティにも参加しましたが、枚方出身のトランスジェンダーの方にも声をかけていただきました。

初めて入ったミックスバーです!

 

前日夕方に徳島市につき、シンポジウムメンバーで打ち合わせも兼ね、一緒に食事もしました。

色々お話をすることができ、楽しかったです。しばらく話題になることがなかった「戸籍問題」も出てきて、気構える必要がなかったのが嬉しかったです。

翌日徳島新聞に掲載されました。

本当に良い経験をさせていただき、新しい出会いもあり、視野を広げることもできました。ホント楽しかった‼