10月12日(金)

2018年、金沢市で開催された日本女性会議

他の日程が都合つかず、日帰りでの参加となりました。

例年よりは、一緒に行く仲間も増えました。

 

開会アトラクションには間に合いませんでしたが

開会式では、金沢市長、実行委員長が主催者挨拶を

 

 

 

 

 

基調提案は、内閣府男女共同参画局長 池永肇恵さん

「フェアネスの高い社会の構築に向けて」 (フェアネス:公正・公平)

昨年は、安倍首相の宣伝ばかりでしたが、今年は違いました!

「女性活躍と言っても、まだまだ男社会である」ということで、

その実態を様々なデータで説明されました。

 

女性の政治参画マップ

 

 

政治分野における男女共同参画推進法

 

6歳以下の子どもがいる家庭での、男性の家事・育児等に係る時間が諸外国の中で短い。育児休業率も低い。

j女性の就労者は増加している。

賃金格差は縮小しているが、男性100に対して女性73,4

介護・看護を理由とした離職者:女性が7割

働き方の多様性推進 テレワークの果たす役割

女性取締役のいる企業の方がいない企業に比べ、株パフォーマンスが良い

女性の役員:多様性の視点

行政のセクハラ対策 研修(徹底的に)    等々

短い時間ではありましたが、的確な現状報告と、政治分野における男女共同参画推進法の具体化についても言及されました。

 

分科会7 DV・ハラスメント

#Me Too から #We Too へ わたしたちはもう我慢しない

~すべての暴力にNO!意識レベルからの変革と行動、「これから」をつくろう~

上野千鶴子さんが、まず福田元財務次官のセクハラ問題などから「セクハラ・DV」についての定義や問題点、Me Too運動から学ぶことなどを詳細に話されました。

コーディネーターとして、3人のパネリストからそれぞれの立ち位置からの話を引き出されました。

 

伊藤詩織さん(ジャーナリスト) 自らの性暴力被害の訴えから、#Me Too の運動につながる

小酒部さやかさん(NPO法人マタハラNet創設者) ご自身の経験からマタハラ問題のとりくむNPO法人マタハラNetを設立し、マタハラ防止の義務化をけん引

牟田和恵さん(大阪大学大学院人間科学研究科教授) 日本で初めてのセクハラ裁判(1989年)の支援代表を務めて以来、研究・実践の両面からセクハラ問題にかかわる 「慰安婦」問題にもかかわる

 

それぞれ3人の貴重なお話には、圧倒されたり、共感したり、感銘を受けたり、と、自分自身も黙っていてはいけない、声を上げたり行動したりすることの大切さを充分に確認することができました。

闘ってこられた人の強さに本当に感動しました。

日帰りの女性会議ですが、一緒に参加した人たちと、思いを確認しながら残りの時間を過ごすことができてよかったです。

 

傍観者にならない

無関心はやめましょう

サイレントマジョリティーの声を拾う

Me Too 声を上げてもいいんです

まずは生き延びよう

大事なキーワードです。

 

そこから前進…社会変革を

民法改正またはセクハラ禁止法

教育も重要

 

非暴力は学べる

ケアのある状態(育児・介護)

ケア=非暴力を学ぶ実践

その通りですね。

 

 

隣の部屋では、分科会9 性の多様性

写真がたくさん展示されていました。

 

来年は、栃木県佐野市だそうです。