今日は3月11日
7年前東日本大震災が起こった日 福島第1原発事故が起こった日
自然災害は避けることはできないので、減災へのとりくみと防災へのハード面等に力を注ぎます。
しかし、原発事故は人災です。原発がなければ起こらなかったわけです。
地震・津波による被災、原発事故の被害、そして今も尚7万3千人の避難者、カウントされていない避難者もおられると…。
それぞれが思いを馳せての集会
さよなら原発 関西アクション
-再稼働やめて! 核燃サイクル中止!-に参加しました。
福島、福井、避難者からの強い思いが伝わるアピール
海渡雄一弁護士の講演
・もんじゅ訴訟があったからこそ廃炉につながった
・原子力の終わりが始まっているのに、高速炉の開発の方針を変えないという政府の恐ろしいほどの無駄い
・廃炉が決まっているもんじゅだが、廃炉計画にはナトリウムの抜き取り方法を記載できない⁇
・原発再稼働差し止め訴訟の現段階 「人の生命を基礎とする人格権を認めた」大飯原発福井地裁判決、火山噴火リスクを根拠に運転を差し止めた広島高裁決定 等々
10ページもある資料から以上のことを強調され、立憲民主党など野党4党が「原発ゼロ基本法案」を国会に共同提出したことを受け、核燃料サイクルの環を断ち切り、すべての原子炉の廃炉を勝ち取ろう! 力強く述べられました。
いわき市出身の神田香織さんの講談「福島の祈り」
母子避難している女性が主人公になっての話
状況が浮かんできます・・・辛く、深い悲しみ…が伝わって
私自身が見聞きしたことと重なります
「私はあきらめない 子どもの未来と福島を取り戻すため」
最後のことばが響きます
また、放射線量が高い地域では、助けにも行けず遺体の収容もできなかったことを知りました
「原発のない自然あふれる福島をとりもどす」
「被曝労働者をつくらない」
そうだね!
会津若松市出身のアカリトバリ の歌も…そう訴え…
エル大阪ホール一杯の参加者は強い思いを共有し、
3月11日 だから…いつものより感情が高まった集会になったような気がしました。
終了後は、シュプレヒコールをしながら西梅田までデモ行進
ちょっと歩き疲れたけれど…
7年前のことに思いを馳せ、とにかく命を大切にする社会を求めていく。
安倍首相のことば「アンダーコントロールできている」
が何回も出てきて、
中川五郎さんのうた「Welccme to Tokyo」が頭の中をぐるぐる・・・
講談の挿入歌として「ああ福島」の紹介もされました。
李政美さんの声がやっぱり素晴らしいので、You Tube で検索
記すことに…
「ああ福島」(作詞:武藤類子・李政美/作曲:李政美)
山は青く、水は清らかな
美しき我が故郷
東に海を臨み
果実はたわわに実る
黄金の稲穂は揺れ
そのむこう山々がふちどる
ああ福島 ああ福島
ああ福島 ああ福島
山は青く、水は清らかな
美しき我が故郷
春、草木芽吹き
夏、緑の風渡
秋、山は紅く燃え
冬、空は高く澄み渡る
ああ福島 ああ福島
ああ福島 ああ福島
いろいろ思うことが多い日でした。