4月22日()

9条連・近畿の学習会に参加しました。

(日米憲法を軸に)「核なき世界」を展望する そして、オバマ、トランプ、安倍の役割は?

という題で、秋葉忠利さんの講演です。

前広島市長ですが、広島原水禁代表委員・戦争をさせない広島1000人委員会委員でもあります。

 

オバマ大統領の広島訪問の意味するもの

アメリカにおける「原爆投下は正しかった」というアメリカの世論の変化と一になっている

広島を訪れる外国観光客は、他府県と異なりアメリカ人が一番多い事実

リーダーの役割は、“The Better Angels of Our Nature”「内なる声、良心、神の声」(リンカーン大統領第一次就任演説の最後の言葉)を引き出すこと

そしてトランプは、「怒り」「苦しみ」「暴力」といったマイナス面を引き出した

という問題点を出され、アメリカと日本の共通課題「憲法解釈」で民主主義が危機に陥っている点について、私たちがどうすべきか 等を丁寧に話されました。

あきらめてはおしまいだから…です。

非核国を中心に、世界の世論を盛り上げ、その結果、核兵器禁止条約締結の機運が盛り上がり、条約が成立

国際世論に押されて、核保有国も消極的であっても条約に参加する

「法の支配」を基盤にして世界的民主主義が実現されつつある

と核廃絶運動の経過を確認し、世界は平和になっていることを

都市の経済的活力が都市の多様性に由来していること、その多様性を生かすために、市民がお互いの違いに寛容で、うまく折り合って生活していることが重要であることを認識、共有しました。

しかし、日本政府は、20134月ニュージーランド提案の「核兵器の人道上の結末に関する共同声明」の署名拒否、2014OEWG(国連公開作業部会)の設置及び最終決議にも棄権、2016年核兵器禁止条約締結の交渉を開始する決議に反対

憲法99条は、法的義務ではないという裁判判決から、内閣は憲法を遵守しない(?)

わたしたちが、政治に関わり、もっと大きな声で発言し、憲法に従った政治を創らなくてはならない

とブログを勧められながら、締めくくられました。

 

できることを着実にやっていきましょう!

 

おすすめブログは、

「ヒロシマの心を世界に」    「タウンNEWS広島 平和大通り」