15日(日)は、五常校区コミュニテ協議会主催第27回とんどまつりが、五常小学校校庭で開催されました。
雪が降る中、どうなるだろうって心配しましたが、オープニングの五常小有志による和太鼓演奏の時や開会式の時も、雪は止みました。
みなさんの思いが届きましたね!
豚汁、ぜんざい、焼き芋等が振る舞われました。子どもたちには、バルーンアート。
点火前には、ペットボトルのロケット発射!
無病息災を願って、地域の人が集まって、寒い中ではありましたが、とんど祭りを楽しまれたようです。
五常校区コミュニティ協議会では、四季を楽しむ行事を行っていて、
・冬のとんど祭り
・春のエントツ山等でのお花見
・夏まつり
・秋の文化祭
役員の方や実行委員会の方々のお力で盛会に催されています。
2017年スタートのとんど祭りが、大雪予報の中、無事に計画通り終えることができて良かったです。
午後は、ふぇみん大阪の新年会学習会に参加しました。
「ヘイトスピーチに抗して」 フリーライター・李 信恵さん
2014年8月、信恵さんは「在日特権を許さない市民の会」(在特会)と当時の桜井誠会長、まとめサイト「保守速報」を相手取って、精神的打撃を受けたとして損害賠償を求めて提訴しました。
インターネット上でのヘイトスピーチや在特会、ヘイトスピーチが路上に飛び出したり、増加というか活気づくというか、そういう時が段階的にあったそうですが、その時の政治の場では、第1次安倍内閣、第2次安倍内閣、第3次安倍内閣誕生の時と密接に関係があるようです。
ヘイトスピーチの動画を観ましたが、本当にとても気分の悪くなるものでした。
「殺せ!」という言葉を平気で路上で叫ぶ集団は、怖いです。それが表現の自由と言われていたことに怒りと恐ろしさ感じますが、自分が黙るわけにはいかない、とそんな人たちに凛と立ち向かう信恵さんは、本当に強い人だと思います。同時にとってもかっこいいです。
ツイッターでも、それは違うと質していくそうです。考えを変えた人もいるそうです。
提訴した理由は2つ。ひとつは、拡大するネット上のヘイトスピーチを食い止めるため。ご自身もずっとインターネット上でのヘイトスピーチに苦しめられており、まとめサイトは悪質。
もうひとつは、ネットから路上に飛び出しヘイトをまき散らす団体の責任を問いたいという思い。
昨年9月27日、大阪地裁は、「在日朝鮮人への差別を助長し、増幅させる意図で行われた」と認定し、在特会と桜井誠元会長に賠償を命じました。「人種差別撤廃条約の趣旨に反する差別発言だ」と結論付けたわけです。女性蔑視と重複した差別発言であることも述べられていましたが、そこまでは、言及されていなかったことは残念がられていました。
何気なく負けず嫌いやから、とか優位に立ちたいからの行動だとか、話されていましたが、信恵さんの思いは一言では言い表すことができないものだと感じ、どれだけ自分は理解できるのだろう、また近づけるのだろうか…と。でも、許せないことはやっぱり許せないわけですよ。
ようやく「ヘイトスピーチ対策法」が成立、大阪市では国に先行し、「ヘイトスピーチ抑止条例」を制定。
民族や国籍、出自を理由とした差別を根絶するために「差別的な言動を許さない」社会を、マイノリティが安心して暮らせる社会を、私たちは強い意志でつくっていかねばならない!
世界は、排他的な空気が充満しつつあります。私たちが求めるものは何なのか、私たちの在り様はなんなのか、多様性を受け入れるとはどういうことなのか、共生社会を築くためにできることは…信恵さんのお話を聴きながら考え、自分も強くなりたい!・・・です。