1月6日~10日、標記の企画展が、こどもソーシャルワークセンターとTsubomi(Colaboとつながる少女によるグループ)/一般社団法人Colaboの主催で、大津市ギャラリー唐橋で開催されました。
昨年東京で開かれていたのを知り、NHKが取り上げたのを観ていましたので、こどもソーシャルワークセンターの幸重さんが関西で開催したい、と話された時から、待っていました。
7日(土)に行ってきました。
「写真と当事者の文章」で当事者の姿や思いが伝えられます。
「行くところがないとき、
声をかけてくれるのは男の人だけだった。
頼れるのが、そういう人しかいなかった。
何日も何も食べていなかったから、仕方なかった」
「買った大人への怒りとかいうよりも、
買われる前の背景があることを知ってほしい。
家族や学校、施設で虐待されたり、
ひどいことを言われたりしたことが繋がっている。
そうでもしないと、生きられなかった」
(チラシより)
小学生や中高生の女の子に対する性搾取、虐待の事実…居場所がない現実
読んでいて、とっても辛くしんどくなってきました、が、しっかりと最後まで読まなければならない、と思いました。
彼女たちの声や思いを全部受けとめることができるかどうかはわかりませんが、私の心を集中させ、受けとめる努力をすること、それが、まず私にできることだと思いました。
Tsubomiとは
Colaboとつながる少女たちのグループ。中高生世代を中心に、10代~20代の女子が活動している。
企画展では、「売春=気軽に、遊ぶ金欲しさ」という世間のイメージに一石を投じるとともに、そこにある暴力や、その影響を受けて生きる当事者の姿を伝えることで、子どものSOSに気づける人、背景に目を向ける人を増やしたい。
(チラシより)
カンボジアでのかものはしプロジェクトについて をブログでも報告しましたが、日本における買春の実態に愕然とします。
私たちに何ができるのか…しっかりと考えていきたい。
そしてできることから…
今は、事実を一人でも多くの人に伝えたい。
わたしたちが、いま、
ここに生きていることを知ってほしい。
応えていきたい…