8日

全南大学で、5.18博物館を見学し、冷麺の昼食後は

 

歴史の現場であった旧カトリックセンターに設立された「5.18記録館」の見学を…光州5.18民主化運動に至る軍部・政府の動きや、光州での闘いそのものを、多くの写真、映像、記録物や資料など、特に要所要所に掲示されている版画はすごく、5.18に思いを馳せ、身近に感じ、心が震えました。なんといっても1980年、私が中学校教員になった年です。たった36年前の出来事なわけです。165人が亡くなり、77人が行方不明に、暴行、拷問などの後遺症で死亡した人は100人以上、負傷者と連行者は、4300人以上にのぼりました。

 

案内をしていただいている金 容哲さんは、「光州5.18精神」を私たちに何回も確認されました。

①民主と人権

②大同団結

③記録(記憶)されない歴史は必ず繰り返される

この光州民主化運動の記録は、ユネスコ世界記憶遺産に2011年に人権記録遺産として登録されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

自由公園でその日の見学予定は終了

まず、野火烈士記念碑を…野火夜学活動家7人 北斗七星に例えられた碑

憲兵隊本部事務室は連行者を拘束し拷問や殴打を行った様子などを聴き、営倉では、収容規模30人のところに150人も収容され、食事は30人分だけという過酷な状況であったことを聴き、少しだけその体験も…

最後は、民主化運動に参加した拘束者が軍事裁判を受けた法廷

どんなに拷問を受けても、強い信念を持って民主化運動の正当性を主張したが、軍事裁判部はあらかじめ作られた脚本に従って実刑判決を下しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野火夜学:労働者や貧しい人たちのための夜学教室。「野火」は1894年の東学農民戦争で燃え上がった革命の炎を継承し、燃え広がる野火になろう、という意味で名づけられたそうです。

野火烈士、野火の意味が深く、民主主義のために行動をする、その強さに圧倒されます。

 

韓定食のお店で、野火烈士事業会の理事長さんたちも一緒に夕食を

やはり、事業会の人も何らかの形で、1980年5月18日光州におられました。

そして、平和と民主主義への強い思い…そこには祖国統一がありました。