8月4日~5日
原水禁広島大会に、原水爆禁止枚方実地区行委員会派遣団として参加しました。
今年は、原爆被害者二世の会の方も参加され、20人を超える派遣団となりました。
私は、今年は団長としての参加でした。
10時に枚方市駅コンコースに集合し、結団式を、市長の激励のあいさつも受けました。
集合写真を撮って、広島へ…
午後4時に、平和公園原爆資料館前に集合し、折鶴平和行進に参加しました。
決して長い距離ではないのですが、とにかく暑い!!
県立総合体育館について、涼しいグリーンアリーナで広島大会開会総会に参加しました。
オープニングでは、二胡の演奏
黙祷をし、主催者や来賓のあいさつを受け、被爆者の訴え
海外来賓 クラウディア・ロート ドイツ連邦議会副議長の挨拶もありました。
女性の副議長の挨拶は力強いものでした。
第19代高校生平和大使の3人のスピーチも素晴らしかったです。女学生3人でした。
福島原発告訴団団長 武藤類子さんの福島からの報告後、
「原爆を許すまじ」を参加者全員で合唱しました。
メイン・スローガン
○核も戦争もない平和な21世紀に!
○くり返すな原発震災! めざそう! 脱原発社会!
5日の分科会は、「平和と核軍縮1-憲法・沖縄・平和を考える」に参加
ジャーナリスト・軍事評論家の前田哲男さん の講演は、
2015年1月に実施された「内閣府世論調査」からみえてきたこと
・自衛隊の印象⇒良い印象を持っている92.2%
・存在する目的⇒災害派遣81.9% 国の安全の確保74.3%
・増強か縮小か⇒増強する29.9% 今の程度59.2% 縮小する4.6%
・将来のすがた⇒災害派遣72.3% 国の安全の確保69.9%
○国民が望んでいるのは「はたらく自衛隊」で、「戦う自衛隊」ではない ということを強調され、安倍政権が「戦う自衛隊」をつくろうとしていることを「はたらく自衛隊」に変えることに力を尽くしていくことの確認をしました。
各地報告として、神奈川県・沖縄県から米軍基地の問題点の訴えがありました。沖縄では特に高江でのオスプレイヘリパッドの工事が強引に行われていることに強い憤りを…
ただ、参加者の質問では、戦う自衛隊を肯定した考え方を持った人や、米軍基地必要性を唱え、国内に分散化することについてどう考えるのか、などが出ていて、「うん?!」て感じでした。
講師の前田さんや報告者の人たちが、丁寧に応えられていたので、私たち自身も気持ちを整理す
ることもでき、枚教組メンバーで同じ分科会に参加していたので、色々と話すことができ、思いを共有し、確認もできて良かったです。
午後は、休憩で、原水禁で何度も広島に来ているのですが、宮島に初めて行きました。ちょっと観光気分に浸ってきました。
6日は、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に参加しました。
オバマ米大統領が5月に平和記念公園を訪れ、演説をされました。その演説から「核兵器のない世界を追求する勇気を」の一節を引用し、広島市長が黙とう・平和の鐘の後に、平和宣言を述べました。安倍首相には、オバマ氏とともにリーダーシップを発揮することを期待し、核兵器禁止の法的枠組みが不可欠であること、高齢の被爆者をはじめ、放射能の影響により心身に苦しみを抱える人々の苦悩に寄り添い、その支援策の拡充と「黒い雨降雨地域」の拡大を求められましたが、首相の挨拶は、市長の平和宣言に呼応するものではなかったと感じました。
こども代表の平和の誓いには、いつも感動します。
「私たちには、被爆者から託された声を伝える責任があるのです。
一人一人が、自分の言葉で、丁寧に、
戦争を知らない人へ 次の世代へ 世界の人々へ
命の尊さを 平和への願いを 私たちが語り伝えていきます。」
という最後の言葉には圧倒されました。小学生の子どもたちが、伝えていくことを誓ったのです!人生半分過ぎた私もがんばらなくっちゃね!!
昨日15日は、終戦記念日
家にいたので、枚方市の12時の黙とうの放送が聞こえました。
戦後71年、私たちは改めて平和憲法のもとに「戦争を二度と繰り返さない」ことを誓う。
一人ひとりの命を大切にする!!