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2016年度 人権を考える映画会 主催:世界人権宣言寝屋川・枚方・交野

で、「あん」を「ハンセン病及び元患者」についての偏見をなくし、理解を深めることを目的として上映されました。

私はすでに、昨年に「あん」を観ていたので、映画の素晴らしさなどについては、他の人に伝えていましたし、映画の後に本も読みました。樹木希林さんの演技力はすごいですよね。

いつもなら昼1回しか上映しないけど、今回は昼・夜2回の上映です。両方ともほぼ満席だそうです。

「私たちはこの世を見るために、聞くために、生まれてきた。…だとすれば、何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ。」という言葉に胸を突かれます。

 

 

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「さとにきたらええやん」ドキュメンタリー映画を第七芸術劇場で観ました。

大阪市西成区釜ヶ崎、この地で38年間子どもたちの居場所としてある「こどもの里」。橋下大阪市長の時に、「子どもの家事業」の廃止を受けて存続が危ぶまれ、事業廃止の撤回を求める署名活動も展開されましたが、「特定非営利活動法人こどもの里」を設立し、現在も変わらず活動を続けておられます。

「子どもの貧困」が大きくクローズアップされ、昨年の日本女性会議のときにも分科会で、こどもの里について報告がされていました。

 

「こどもの里」

誰でも利用できます。

子どもたちの遊びの場です。

お母さん お父さんの休息の場です。

学習の場です。

生活相談 何でも受け付けます。

教育相談 何でも受け付けます。

…緊急に子どもが一人ぽっちになったら

…親の暴力にあったら

…家がいやになったら

…親子で泊まるところがなかったら

土・日・祝もあいています。

利用料はいりません。

 

現在求められている「子どもたちの居場所」の原風景がそこにある!て感じです。

こどもたちもおとなたちもそのままで、すごいパワーあふれる映画でした。

子どもに寄り添うということが、どういうことなのか。

色々なところに思いを馳せることになりました。

 

SHINGO★西成 初めて知りましたが、この映画にぴったしの力強い歌でした。

 

 

「あん」も「さとにきたらええやん」も、多くの人に観てもらいたい映画です。そして思いが共有できる人が増えればいいなあ…と願っています。

 

 

他には

15日は、加川良さんのライブ 

16日は、よしだよしこさんのワークショップ虹でのライブ

 

選挙が終わり、結果には落ち込んでいますが、映画もライブも、私自身が新たにエネルギーをもらうことができた心地よい時間となりました。