7月14日(木)
2016年度 人権を考える映画会 主催:世界人権宣言寝屋川・枚方・交野
で、「あん」を「ハンセン病及び元患者」についての偏見をなくし、理解を深めることを目的として上映されました。
私はすでに、昨年に「あん」を観ていたので、映画の素晴らしさなどについては、他の人に伝えていましたし、映画の後に本も読みました。樹木希林さんの演技力はすごいですよね。
いつもなら昼1回しか上映しないけど、今回は昼・夜2回の上映です。両方ともほぼ満席だそうです。
「私たちはこの世を見るために、聞くために、生まれてきた。…だとすれば、何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ。」という言葉に胸を突かれます。
7月15日(金)
「さとにきたらええやん」ドキュメンタリー映画を第七芸術劇場で観ました。
大阪市西成区釜ヶ崎、この地で38年間子どもたちの居場所としてある「こどもの里」。橋下大阪市長の時に、「子どもの家事業」の廃止を受けて存続が危ぶまれ、事業廃止の撤回を求める署名活動も展開されましたが、「特定非営利活動法人こどもの里」を設立し、現在も変わらず活動を続けておられます。
「子どもの貧困」が大きくクローズアップされ、昨年の日本女性会議のときにも分科会で、こどもの里について報告がされていました。
「こどもの里」
誰でも利用できます。
子どもたちの遊びの場です。
お母さん お父さんの休息の場です。
学習の場です。
生活相談 何でも受け付けます。
教育相談 何でも受け付けます。
…緊急に子どもが一人ぽっちになったら
…親の暴力にあったら
…家がいやになったら
…親子で泊まるところがなかったら
土・日・祝もあいています。
利用料はいりません。
現在求められている「子どもたちの居場所」の原風景がそこにある!て感じです。
こどもたちもおとなたちもそのままで、すごいパワーあふれる映画でした。
子どもに寄り添うということが、どういうことなのか。
色々なところに思いを馳せることになりました。
SHINGO★西成 初めて知りましたが、この映画にぴったしの力強い歌でした。
「あん」も「さとにきたらええやん」も、多くの人に観てもらいたい映画です。そして思いが共有できる人が増えればいいなあ…と願っています。
他には
15日は、加川良さんのライブ
16日は、よしだよしこさんのワークショップ虹でのライブ
選挙が終わり、結果には落ち込んでいますが、映画もライブも、私自身が新たにエネルギーをもらうことができた心地よい時間となりました。