11月21日(木) 枚方退女教しおん会の秋の親睦研修会に参加しました。
枚方ラポール横からバスに乗り、滋賀県へ。
長浜市北部の隠れた紅葉の名所「近江弧篷庵」と高月町にある「雨森芳洲庵」を訪れました。
近江弧篷庵は・・・
小堀遠州(江戸前期の茶人・造園家)の菩提寺として有名で、滋賀県史跡名勝に指定されているそうです。
1965年に本堂が再建され、併せて境内や周辺、庭園等も補修整備されて寺観を一新されたそうです。
住職さんにお寺のことや庭園の説明をしていただきました。
お天気がイマイチでしたが、紅葉は一番見頃ではなかったかと思います。
冬は雪景色で、四季折々の花も素敵だそうです。「枯山水」「池泉回遊」庭園等について色々伺いました。
雨森芳洲庵は・・・
朝鮮通信使を迎えたとき、日本側の外交官として接待にあたった長浜市高月町出身の芳洲を紹介する施設です。
芳洲は筆談外交と言われる時代に朝鮮語を習得することで「誠信の交わり」外交を実践したそうです。
「誠信とは、互いに欺かず争わず、真実をもって交わることである」と著書に残しています。
今でもその考え方が大変重要であると思いますね。
朝鮮との外交に尽くした生涯や朝鮮通信使のことがわかる資料が展示されていて、館長さんからはとても楽しい、熱意のこもったお話をお聴きしました。
お抹茶もいただきましたよ!
高月町の雨森地区(115戸)は町おこし日本一に選ばれているそうです。
町にはお花があふれているそうで、花づくり日本一にも選ばれているそうです。
本当に素敵な町並みです。夏休みには、韓国からの留学生もホームステイ受け入れをされているそうです。芳洲庵は、東アジア交流ハウス ともなっています。
実は、私は初めて雨森芳洲さんを知りました。
小学校社会の教科書には載っていて、2年連続センター試験にも出題されたそうです。
まちづくりの姿勢も勉強になりましたし、文字通り充実した研修会となりました。
お世話していただいたみなさんに感謝!です。