原水爆禁止世界大会広島大会に原水爆禁止枚方地区実行委員会団長として参加しました。
 4日折鶴行進で始まって、大会に参加しましたが、昨年から連合・核禁会議・原水禁合同の大会になっていました。アリーナ席の前のほうに座ることができたので、写真も撮ることができました。
 被爆者からの訴えで、自分の被爆体験を話してくださった坪井さんには圧倒されてしまいました。爆撃で、全身やけどを負い何ヶ月も意識不明の状態から復活され、しかし10年過ぎた頃からは放射能の影響で、いくつものガンに侵されながらも、元気に話されているのです。そして最後には「人間、過去から学ぶのであって、過去を生きるのではない!過去から学び、そして未来を生きるのだ!!」とはっきりおっしゃっていました。そのとおりですよね。
 2日目は分科会に参加し、“ヒバクシャを生まない世界に”ということで、チェルノブイリ原発事故のことや、原発の労働者のヒバク問題などについて学習しました。チェルノブイリ原発事故と娘が生まれた日は同じです。私にはある意味避けてはいけないことだと思っています。事故処理にあたったその当時のソ連の兵隊のヒバクの話は今まで聴いたことがなかったのですが、ドキュメンタリー映画を短いですが観ることができ、事実にショックを受けました。20年前のことではありますが、まだまだヒバク被害は続いているのです。その実態を世界中のたくさんの人が知るべきだと思います。2度と同じ過ちを繰り返さないことが何より望まれることです。
 8月6日朝、広島平和記念式典に参加しました。秋葉市長の力強い平和宣言、そして、子ども代表の平和への誓い、いずれも心打つものがありましたが、小泉首相の言葉には何故か心打つものがないのが、悲しいですね。