2月25日 野村いくよ事務所開きをおこないました。
おかげさまで、少し寒かったですが、お天気もよく、たくさんの人に来ていただいて、大変うれしく思っています。
事務所開きを無事終了すると、本当に選挙本番までもうわずかなんだと感じてしまいます。
とにかく最後の最後までやるしかない!!ということでがんばりま~す
平野博文衆議院議員、中村哲之助府議会議員、しおん会会長柳楽先生、枚退教会長石原先生からあいさつをいただき、高校の友人から花束贈呈をしていただき、父親と連れ合いの歌など、普通の事務所開きだけれど、私は幸せ者だと感じています。
皆さん本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

挨拶・決意
皆さんおはようございます。ご多用の中、また日曜日でありながら、野村いくよの事務所開きにお越しいただきありがとうございます。
早いもので、2003年4月に皆様の大きなお力添えで市議会に送り出していただき4年が過ぎようとしています。私の任期はあと3月定例議会を残すのみとなりました。
この4年間、とても短く感じています。それまでとはぜんぜん違う政治の世界に身をおき、男女共同参画・教育・高齢者や障害者・子育ての課題など精一杯取り組んできたつもりです。なかなか思うようにはいかないことも多いですが、とにかくとりくみ続けること、発信し続けることが大切だと思ってやってきています。
ただ、この4年間、この国がすすんできた道は決して私たちには、安定した道ではありませんでした。小泉政権5年間で、定率減税の縮減・廃止をはじめとする増税、年金の掛け金や社会保険料などの負担増と給付削減を繰り返し行い、就業者一人当たり約14万の負担増となっています。経済の回復傾向の兆しが見られるといわれていますが、私たちの生活には実感がなく、苦しくなるばかりです。特に高齢者の医療費負担増、障害者自立支援法施行によるサービス利用料の定率負担、児童扶養手当制度の見直しなど、社会的弱者と呼ばれている人たちをさらに苦しめる状況となっています。また、パート・アルバイト・派遣・請負などの不安定雇用の労働者が大きく増加し、雇用の格差がそのまま所得の格差につながっています。その小泉路線を踏襲した安倍政権ですが、格差社会はさらに拡大されていくことは必至であり、また、政府与党が望む国づくりのための人材育成の教育を行おうと教育基本法の改正を行い、防衛庁の省への昇格など戦争ができる国づくりへと着実に道は進められています。本当にこんな社会でいいのでしょうか。
今、この国は本当に重要な岐路に立たされていると思います。どの道を選ぶかは、本来私たち自身に任されているはずです。私たちは私たちのために政治があるはずだということをしっかり確認しなければなりません。そして今、そのことを実行していかなければならないのです。無関心であったり、どうせ…と思うのではなく、しっかり政治に参加していくべきです。もちろんここにお集まりになっていただいている方は、その思いを私と共有できるのだと確信しています。私たちの生活と子どもたちの未来を守るために、私は2期目必ず当選をし、さらに政治の世界で何を大切にすべきか、をしっかり考え取り組み続けていきたいと強く願っています。私はこの枚方に住んでてよかった、住み続けたいと思える枚方を、そしてその枚方で誇れるものを築いていきたいと強く思っているわけです。それは一体なんでしょうか。大切にされるべきは、人であり、命だと思っています。一人ひとりが大切にされる社会、人に優しいまち、それを実現させることではないでしょうか。
教育についてもそうですが、今教育は国づくりのために行われようとしているわけです。本来教育はひとづくりであり、子どもたち自身の育ちを支援するものです。また未来を築いていく役割の多くを担っているのも教育です。だからこそ、子どもたちを中心にした教育を行っていかなければならないのです。加えて子どもたち自身が安心して元気に生活できるその環境を整備拡充していかなければなりません。子育てと教育を枚方市は重点的に取り組んでいるところですが、私もその点では、大きく共感をし、だからこそ、子どもの権利条約を基本にするなど、その視点から考えていかなければならないと思っています。また、子育てに関しては、今多様な働き方が求められている中、その多様な働き方をされているお母さんやお父さんを支援する施策ももちろん必要ですが、その根本に働き方についても考えていかなければなりません。それが、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)の実現だと思います。子どもを持ちたいと思う人が、安心して子育てできる環境をつくらなければなりません。
障害があるなしに関係なく、高齢者であろうと子どもであろうと、女性であろうと男性であろうと、だれでもがひととして、自分の生きかたを決め、あたりまえに生活することができるそんな社会を実現するために、これからも全力で取り組んでいきたいのです。
情報過多の中、画一した価値観だけが押し付けられ、その中で悩んだり、不安を抱えている人がたくさんいるわけです。一人ひとりが大切にされる、ということは違いを認め合い、支えあう関係づくりが必要です。それが地域づくりにもつながっていきます。
枚方市は市民との協働を強調しています。それは本当に重要なことだと考えます。だからこそいろいろなことを考え、決めていくときに、当事者の思い、考えをしっかり受け止めてすすめていかなければならないわけです。この枚方に住んでいるひとが、自分たちの手でまちづくりを進めていくことができるそのことを実感できるようにしたいと思っています。
政治は必ず変えていくことができます。私たちがつながり、動いていくこと、そのためにこれからも私は全力で取り組んでいきます。まず選挙で勝たなければなりません。私一人だけの力では何もできません。皆さんのお力が必要なのです。どうぞ私野村いくよに皆さんのお力とご支援を賜りますことをお願いいたしまして、私の挨拶と決意とさせていただきます。ありがとうございました。