4月26日(木) は、枚方の民主党議員9人で、ラポールひらかた横にある「枚方若者サポートステーション」の見学をさせていただきました。
連合北河内役員OB会で、サポートステーションの母体となる「ホース・フレンズ枚方セラピー牧場」の支援をする連合友の会をつくっていて、私はそこの会員となっています。


引きこもりやニート等、青少年を取り巻く問題の深刻化を受け、青少年健全育成に関する根拠となる法律、子ども・若者育成支援推進法が2010年4月に施行され、同法に基づく国の推進大綱として、子ども・若者ビジョンが作成されました。そうしたことを背景として、枚方市では、今年度「子ども・若者育成計画」を策定することになっています。
枚方若者サポートステーションは、厚生労働省の委託事業として、若年無業者(ニート)の職業的自立支援を行うところです。対象は15歳からおおむね39歳までとなります。
平成18年から始まり、今年度は全国で115カ所、大阪府内では、枚方若者サポートステーションを含め6団体が運営されています。


セラピー牧場をまずは見学させていただきました。
サラブレッドから、ポニー、そして子どもたちが怖がらない大きさのポニーよりも小さい かわいい馬たちがいて、かわいかったです。谷村新司が名付けたアリスには触ることもできました。ここ何年かで、牧場内は緑も多くなり、本当に癒される場所となっていると感じました。

サポートステーションでも、多くの相談者数があり、相談場所だけとしてではなく、馬とのふれあいで、ボランティア活動などもできるそうです。牧場との関係からも、ライフスキル向上には実感も得ることができるが、就労にはハードルはまだまだ高い、と述べられていました。


現在の社会のあり様が、様々な問題を含んでいるわけで、そう簡単に若者自立支援に成果が上がることはないと思いますが、本腰を入れて対処していかなければならない課題です。


新しい情報では、大阪府内にさらにサポートステーションを増やしていく予定があるそうです。
あらゆる角度から若者自立支援を行っていくためにも、行政も主体的にとりくんでいかなければならないと思います。
意見交換なども活発に行うことができ、予定の時間はあっという間に過ぎました。
ただ、セラピー牧場は、総合文化会館の予定地となっています。計画が止まっている間の活用として、募集をかけたらセラピー牧場が応募され、現在のようになっています。総合文化会館の計画がいよいよ動き始めようとしている中、代替地等の問題が出てきています。
サポートステーション事業そのものは重要で、ニーズはますます高くなるでしょう。
議員としてできることをまずは何か、考えていかなければなりませんね。