なかなかのネーミングですが、9条連近畿 の学習会です。
4月14日(日) 午後は、新大阪まで・・・
桜は葉桜ですが、学習会の後は韓国料理で盛り上がろう! と。


今回の講演は、康宗憲(カン・ジョンホン)さんが講師として、「戦争危機の朝鮮半島から日本国憲法を問う」と題して、1時間半程話してくださいました。


朝鮮半島の南北分断の原因、朝鮮民主主義人民共和国の過激な発言には歴史的背景があり、それを知ることが私たちに求められていること。
脅威をつくりだすことによって、得する国があること…
日米安全保障条約が何を意味するか…等々


憲法9条の意味すること…こんな時代だからこそ、私たちは再確認し、守らなければならない!!とさらに強く思うこととなりました。
そして、かつての戦争をどう教えているのか…日本の平和主義が問われている、と。


今、北朝鮮の脅威が声高に言われています。今日にもミサイルが発射されるのではないか…と。
この脅威が、日米安保条約や米軍基地の強化の根拠となっています。
米国にも日本にも、国力で圧倒的な劣勢である北朝鮮が、先制攻撃をすればどうなるのか、世界中を敵に回してしまい、国はつぶれてしまうでしょう。そんなことを国として選択するはずがありません。
脅威を取り除くには、交流し、往来し、相手の国をよく知ることです。
それが、暴力によらずに問題を解決する方法ではないでしょうか。
国家間でも、人としての関係の中でも、ですよね。


康さんのお話をお聴きするのは、2回目ですが、理路整然としていて、本当にわかりやすいです。
いい時間をいただきました!!


その後は、康さんのソウル高裁で「スパイ容疑」無罪判決を勝ちとったお祝いと、桜を愛する集い としてとてもおいしい韓国料理をたくさんいただいて帰りました。

「戦争放棄」を謳う憲法を持つ私たちの国・日本 決して進む方向を間違わないように、政治に身を置く私自身全力を尽くします。